「2024年はチャリダーとなる!」はずが全然できていない。頂いた自転車に乗り出した波は良いが、ポジションが合わずチョイ乗りがせいぜいなのだ。理由は、きちんとしたポジションが取れないことにある。
タイプに関係なく、自転車に長時間乗ろうとするのであれば、シートの高さは膝が伸びきる少し手前が理想。だが頂いた折り畳み自転車(そろそろ命名してやらなければ…昔と同じ轟天号とするか?)では、目一杯シートを上げても膝が曲がってしまう。と言うことで、シートポスト(昔はシートピラーと言ってたような…)を交換することにした。クランク交換と言う手もあるが、値段とか作業の手間とか接地性悪化とか課題が多すぎる。
レバーを回し、シートが着いたままシートポストを引き抜く。φ25.4の刻印があった。シートを外して長さを計ると350mm。ネットで商品を検索すると、450mmと言う製品があった。+100mあれば十分だろう。ちなみにシートの固定ボルトは13mm、このサイズのスパナは持っているがかなり固く締まっていたので、柄の長いモンキーレンチで緩めた。
購入したのは一番安かった「X AUTOHAUX」社製で、アルミニウム合金製。ブラックでスケールマークなし。注文してから約2週間で、中国から送られてきた。外したオリジナル品と比べると、全長で10㎝、シート差し込み上限位置を合わせると(写真)約4.5cmのアップになると判った。10㎝長いが、オリジナル品より大幅に軽いのが嬉しい。
早速シートを取り付け、本体に挿し込んで高さを調節し走り出す。最高4.5cmアップだと、短足が伸びきってしまう(汗)。少し落として3cmアップ程度、これで走ってみよう。家の前の道を往復するだけで、効果を体感できた。折り畳んでしまう時は、面倒でもサドルを下げることでシートとの干渉を防ぐ。
シートの高さが変わったので、ハンドルとの位置関係が変わった。これでステムを交換、そのうちにシートを交換…とかやり始めると泥沼化するので、何とかこれだけで収めたいところ。それにしてもバイクだ自転車だと、忙しいことだ。