これまで訪問機会のなかった、小牧空港隣接の「あいち航空ミュージアム」を訪ねた。小牧空港、J-Airが就航していた時代には時おり行ったのだが、FDAになってからは縁がなく。まとめて行こうと思っていたMRJミュージアムは新型コロナ休館から閉館になってしまった。以前より小牧は近い。名古屋駅前からのバスに乗ると、30分掛からずに着く。
入館すると、一番大きなYS-11が目に付く(写真上左)。展示機数は少ないが、三菱重工ミュージアムと言って良いほど三菱機が多い。MU-2(同上右)、MU-300(同中左)、MH2000ヘリ。零戦52型モックアップもあるが、これも原型は三菱製か。モックアップと言えばもう一つ、悲運のMRJ(MSJ)(同中右)。2016年にシンガポールで見たものかな?格納庫は詰めればスペース作れるので、まだ解体されていないはずの最終号機(JA26MJ)をぜひ展示して欲しい。エアショウで異色は室屋義秀選手の駆るエアレース機・EDGE540 V3(同下左)と航空自衛隊ブルーインパルス仕様のT-4(写真下右)。等々、すっかり長居をしてしまった。遅い昼食は、かつての国際線ターミナルビルを改装したエアポートウォーク内で。
あとは帰るだけだが、今年はマイレージ修行をしないことを、昨年のうちに決めていた。これまでのパターンであれば夜の中部→羽田便で帰宅したろうが、今日は行きと同じく夜行バス。それまでの時間、前にも寄って気に入った大曽根の「湯の城」で過ごす。この近くに、乗車場所があるのだ。入浴料を含めても、新幹線よりも航空機よりも数千円安い。乗ったのは、12月に乗ったバス会社だった。そして帰宅して確認したら、どうやら同じ車両だった。
例によって12度に割られた安焼酎を飲んで乗車したのだが、こんなにリクライニング角度深かったかな?と思うほど良く倒れ、身体の寝やすいポジションへのフィットもすぐに出来、あと2ヶ所の停留所に停まったことにも気付かず。ふと目が覚めたら2時間半ほど経過しており、新東名の浜松SAだった。念のためトイレに行き、再び寝て起きたのは3時間以上経った東京駅到着アナウンス。ならば今後も同社のバスに乗れば安眠熟睡が期待できるかと言うと、身体のコンディションや車種シートの違いでそうとも限らないのが悩ましいところ。疲れを感じることもなく、一週間近い旅を終えることができた。