本来は机に置くスタンドライトをベッドのヘッドボードに置いて、読書灯がわりに使っている。親しい友人のご家族が亡くなった時、形見分けに頂いたものだ。
頻繁に使うものではないが、冬季はベッドに入って本を読むことが多いため、点灯時間が長くなる。ふと見たら、蛍光管の根本が黒ずんでいた。もう交換時期だ。頂いたのはいつだったのか、とうに忘れてしまったので友人に確認したら2002(平成14)年だと言う。買われたのは当然それ以前なので、製造から25年くらいは経っているのか。ここまで良くぞ無交換で使えたものだ。使える品を廃棄するのは主義に反するし、思い出の品なのでなるべく使いたい。調べたところ、使われている「FML27W」という規格の電球は、今でも入手できることが判ったので交換を検討した。せっかくならLEDが良いかな?
照明用蛍光管の種類は、長さやワット数の他に、色味がある。通常売られているのは「電球色」「昼白色」「昼光色」で、昼光色が最も色温度が高く、白く明るく見える。そして加齢により、若者より60%程度も光量が必要なのだとか。であれば昼光色一択だろうと思ったら、寝る前の読書には柔らかな色合いの電球色の方が脳への刺激が少なく向いているのだとか。
これまでの白色で読書のあと寝付かれなかった記憶はないが、このさい電球色に変えておくか。これまでの使用実績を考えると、LEDにせずとも安価な従来の蛍光管で十分な気がする(差額を電気代で回収できるとは思えない)。偶然にもパッケージ破損品を新品の半額以下で入手できた。到着してみると外箱はボロボロだが、中身は新品。
交換しようとして思い立ち、シェードの部分に手持ちのアルミテープを貼った。気休めかもしれないが、少しでも明るくなれば。外した蛍光管は、裏側が埃で真っ黒だった。そうか、これもたまには外して掃除しないといけないんだな。
蛍光管を交換して、本を読んでみる。やはりちょっと物足りない気がするが、慣れるだろうか。
(写真上)交換前の蛍光管
(写真中)アルミテープを4枚貼付(中央の反射板は元から)
(写真下)交換後の電球色蛍光管
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます