9月に使い始めたばかりのSONY WF-1000XM4(通称マーク4)だが、評判通りのノイズキャンセリング機能には満足している。ただボディが重めなせいかイヤーピースが大きすぎるせいか、はたまた嵌め込み方が良くないのか、右耳だけ外れやすいのが問題。旅行中に乗り物のシートの隙間に落ちてしまわないか、外れてホームを転がって線路に落ちてしまわないか、気を遣う。
そんなところで、後継機「WF-1000XM5(同マーク5)」が発売され、写真ギャラリーを訪れたついでにどんな製品か確認してみた。製品ショウルームがギャラリーの階下にあるのだ。
まず、ケースが小型化されているのに気付く。これを否定する理由は、たぶんない。同様に、本体も小型化されていることが判る。小さいほど、耳への干渉が少ないだろう。その本体は、M4のマット仕上げから鏡面仕上げへと変わった。マット仕上げなままのタッチ部分と差別化することで、操作しやすさを狙ったのだろう。質量は片側当りM4が約7.3gだったのが5.9gと20%近い軽量化。本体のドライバーはM4の6mmに対し8.4mmと、本体が小型化しているのにも関わらず40%大型化。…とかデータの確認のため公式サイトを見ていたら、従来モデルとの比較と言うコンテンツがあった。自社製品との比較、潔くて良いじゃないですか。(こちら)
ルックスは良いが、実際の音はどうだろう?自分のM4と聞き比べてみた。M5の方が、高音域のヌケが良く感じる。低音から高音までの繋がりがより自然になるようチューニングされたのだそうだ。M4の方がドンシャリ感が強く、低音はこちらの方がはっきり聞こえる気がする。もっとも自分のはイヤーピースを社外製品に交換しているため、フェアな比較ではない。ともあれ、現物で姿形そして音を比較できたことは大いに良かった。ホームページには出てこない、開発者のオフレココメントや裏事情(法的な問題とかではない)も聞けたし。
見比べ聞き比べると、やはり新しいM5が良いな、欲しいなと思った。でもお高いんでしょう?説明員さんとお話してみると、あの値引き、このキャンペーン、下取りとかの合わせ技で結構お安く手に入りそう…ううむ。
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