日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2017年5月5日 【旅行】南太平洋慕情?バヌアツ&フィジー(9)

2017-05-18 06:46:58 | 旅行・ハイク&ウォーク
 連休はあと2日あるのだけど、飛行機が毎日運航でないため今日帰る。昨夜のうちに、7時にタクシーを予約しておいた。10分前にチェックアウトに出て行くともうとうに着いていたようだった。

 ナンディからKE138便(HL8276:A330-200)で仁川まで9時間51分、3時間前のチェックイン開始時刻早々に空港に到着したため帰りも非常口席を取れて楽だった。1時間ちょっとの乗り継ぎ、ちょっとだけラウンジに寄ったのちKE705便(HL7721:777-200)で成田へ。1時間43分で到着。両便の機内では特筆するようなことはなく、読書と映画で1日が過ぎた。

 成田からはまたもや高級ハイヤーのお世話になりノンストップで戸口から戸口へ(わしゃコンテナか)、この時間帯に乗り換えなしの一気帰宅はやっぱりラク!渋滞もなく1時間で帰宅できた。有難うございました。

 イメージ通りの青空と海、陽気でフレンドリーな人々、意外にも(失礼)整ったインフラ、気持ちよく旅することの出来たメラネシア、残る国々の訪問もぜひしてみたい。(おわり)
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2017年5月4日 【旅行】南太平洋慕情?バヌアツ&フィジー(8)

2017-05-17 20:45:58 | 旅行・ハイク&ウォーク
 フィジーに到着しバヌアツへの乗り継ぎ待ちの数時間、ジェネアビ(民間機)エリアへ行きヒマしてたパイロットに事情を聞き、これなら遊覧飛行(操縦)させて貰えそうだと踏んだ。

 今日は特に予定なし。色々とアクティビティがあって、どこかの島へ行ってスノーケリングなんてのにも惹かれたがコンタクトレンズが無いと大して見えないんだよね…遊覧飛行できないか突撃することに決め、長ズボンに襟付きシャツで出かける。身なりはキチンと。バスターミナルで空港近くの町(マナカ)までのバスを聞いて乗る。1.00FJD。先日いったので場所は判る。適当なところで降り炎天下を歩いて10分。

 セスナを飛ばしている会社(学校)は2校あったが、残念どちらも飛行機が一杯で飛べなかった。初めから予約すれば簡単に乗せてくれそうなので、また来るチャンスがあればトライしてみたい。

 幹線道路に戻り、まだ昼前なのでさらに足を伸ばしこの島の交通の要衝・ラウトカまでバスで行く。エアコンつきデラックスバスで2.30FJD、50分ほど。1kmほどの範囲だろうか、商店やマーケット(写真)、大きなバスターミナルなどがあり活気がある。幹線道路と海との間そっくり公園になっている部分があり、海の眺めの良いベンチでぼっやりしてみたり。例のサトウキビ鉄道の線路が町中に残っており、それをずっと辿ってみたり。同じルートを今度はナンディまで一気に戻った。エアコンバス2.50FJD。

 こんな過ごし方をしていたら、気が付けば持って来た水着は一度も着なかったことに気付いた。明日は帰国である。

 Nadi Downtown Hotel 泊
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【本】 小林 泉著 「ミクロネシアの小さな国々」(中公新書)

2017-05-17 06:45:24 | 本・映画・展覧会
 ミクロネシア関連の本をもう1冊借りて持ってきていた。厚さから言えばこちらを先に読み、その後で大判で厚いのを読むべきだったかもしれない。

 内容は似たもので、現代ミクロネシアに至る過程の解説、著者の論調も概ね先に読んだものと変わらず。いずれの書も「日本時代は良かった」に陥っていないところに好感が持てたが本書の方がやや日本贔屓であるように感じられた。

 2017年5月3日 フィジー・ナンディのホテルにて読了
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2017年5月3日 【旅行】南太平洋慕情?バヌアツ&フィジー(7)

2017-05-16 23:43:58 | 旅行・ハイク&ウォーク
 南の島には南の島らしい鉄道が走っている(いた)。サトウキビ運搬鉄道である。ここフィジーにおいては相当の路線距離を誇っていたらしいが、今は総てトラック輸送に代わってしまったのは日本と同じ。ところがその一部が、観光鉄道として残されているので今日はそれに乗る。今回の行程は、一にフライト(週三便)、二に観光鉄道(週三便)で骨組みが決まったのだった。

 朝食後、荷物をまとめてチェックアウト。列車に乗って戻ってくるのでスーツケースはフロントで預かって貰う。10時の発車までに駅へとのことだったので9時半にホテルを後にすぐそばの駅へ。ディーゼル機関車、客車が各1両。客車は観光用に後から造られた方ではなく、1950年代?の年季物のようだ。乗客は10人ほど、自分以外は総てオーストラリア人の家族連れ。

 海の近くを走るが海は殆ど見えず、ほとんど林の中を走る。ゴロゴロとした乗り心地は愉しいが、他の乗客はみな乗車前に車掌に勧められ売店で買った個装のキャンディ類を、ところどころで待ち構えてる沿線の子供達に放る。ワッと群がる。撒く連中から悪気も侮蔑も感じられず、本当にアトラクションとして愉しんでいる様だが戦後の「ギブミーチョコレート」を知っている身として非常に気分が悪い(なので菓子は買わず撒きもしなかった)。売店は売上になり子供は菓子が貰える、それの何が悪いのかと言う人もあろうがこういうのは駄目だ。おかげで乗車の興奮も冷めてしまった。
ゆっくり1時間半ほど走って、コーラル・コーストエリア随一の町・シンガトカに到着。

 大きくはないシンガトカの町を歩き、昼食を取り、送迎車でホテルに戻る。フロントでナンディ行きのバスを調べて貰うとほどなくあるとのことで、スーツケースを引っ張って幹線道路へ。バスの停まる辺りに佇んでいた先客に声を掛けると、向かいの島の「シャングリ・ラ」のスタッフ、そこへ地元の知り合いがクルマで現れ、彼女ともどもバスと同じ値段でナンディまで送ってくれるとのオファー。値段が同じでも早くて快適、たぶんバスより安全。ホテルのまん前まで送って頂いて45分で着いた。後味は悪かったが、それはそれで貴重な経験をした1日だった。

 Nadi Downtown Hotel 泊
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【映画】日本のいちばん長い日 THE EMPEROR IN AUGUST

2017-05-16 20:43:00 | 本・映画・展覧会
 南国に来ているのだからもう少し軽めの映画を観ればと思わないでもないが、あいにくとアクション映画とか観る趣味はあまりない。確かにシリアス物は観終わって疲れることも多いのだが、考える刺激を与えてくれるから。

 太平洋戦争(と言って差し支えないだろう)末期の数日、徹底抗戦を唱える大日本帝国陸軍を中心とした動きを描いた作品。海軍との確執、陸軍内部の意見対立、そして大君(天皇陛下)の思し召し。一連の動きは(終戦の日未明の陸軍クーデター未遂も)過去に調べて知っていたが、映像だとより現実感を伴うものだと感心した。

 役所広司の阿南惟幾(陸軍大臣)は理念と現実の両方を理解し、その狭間で悩む。文字通り命懸け、今の日本の組織で(例えば仮にトヨタだろうがユニクロだろうが、ましてや政治家など)これほど追い詰められ苦悩する機会など無いのではあるまいか。その立場を思うと、単純に賞賛したり批判したりできなくなる。そして昭和天皇を演じた本木雅弘、自分が見た昭和天皇はもっとお年を召されてからだが、きっと若い時分はこういう佇まいだったのだろうと自然に感じられた。一言一言ゆっくり丁寧に話される口調、凛とした表情、一度だけ言った「あっそう」(笑)…見事でした。昭和天皇がここまでハッキリ描かれた映画はこれまで無かったはず。批判も多かろうが監督の勇気は間違いなく評価されるべきでしょう。他にも山崎努、堤真一、松坂桃李…主役を張れる役者ばかり。それぞれの役柄を見事に担っていた。

 ちなみに本作、1967年にも映画化されていたのですね。その時は本作以上に大物ぞろいだったと言えるかも。阿南惟幾は三船敏郎、昭和天皇はあまり登場しなかったらしいが八代目松本幸四郎、他に笠智衆や志村喬、山村聡…帰国したらレンタル屋に行ってみよう。

 意思決定について考えてよし、もちろん戦争について考えるのは当然、そして世界における日本の立ち位置について考える機会をも与えてくれる。観るのにエネルギーを要するが素晴らしい作品だった。

 2017年5月2日 フィジー・コーラルコーストのホテルにて
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2017年5月2日 【旅行】南太平洋慕情?バヌアツ&フィジー(6)

2017-05-16 06:41:43 | 旅行・ハイク&ウォーク
 宿は連泊、旅も半ばを過ぎた今日は休養に充てることにした。しかしここ、本当にすることないなー(苦笑)。一応スパはあるのだが要予約、予約すると施術師がどこかからやってくるシステムなんじゃないかな。

 朝食(有料!)を摂って部屋で映画を見たら午前おわり。
 昼は部屋で手持ちの食料処分、そのあとビールだけホテルのレストランで飲んで昼寝。
 夕方は読書。
 夕食もホテルで、ファイヤーダンスショーをやっていてラッキー。外部からのツアー客も来ているようだった(写真)。全部は観ず部屋に戻って本日2本目の映画を観て就寝。

 Wi-Fiは無料だが、ロビーかレストランでしか使えない。逆にそれが利用時間の短縮に繋がって良いかもしれない。

 Gecko's Resort 泊
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【映画】エヴェレスト 神々の山嶺

2017-05-15 23:40:51 | 本・映画・展覧会
 ホテルに籠って休養日。もう少しプールが大きければ良かったのに…朝食後さっそく部屋に戻り、撮り溜めていたビデオ鑑賞をした。南洋に相応しくない雪山のお話し(笑)。エヴェレストそれも達成困難と思われている条件での登攀を狙う孤高の日本人クライマー(安部寛)と、あるきっかけからそれを追うフリーのカメラマン(岡田准一)の物語。

 山登りについては知らない。それでも本作の設定には色々と無理があり、ちょっと白けてしまう。限りなくリアルに、かつ虚構の物語を組み立てなければならないのが困難である事は承知しているが、「こんな話あり得ねぇ」と観客が思うようではストーリーに引き込むこともできないだろう。人付き合いが苦手な孤高のクライマーが最後に見せた「温情」はあった方が良かったのか、なかった方がらしかったのか。そういう想像をしてみるのは面白い。

 それにしても、現地ロケは魅力ある。混沌としたカトマンズの街中、こんなところにも人跡があるのかと言うチベットの山奥、そして茫漠としたエヴェレスト山中。地震の被害からどれくらい復興したのか知らないけど、来年あたりポカラでトレッキングしにネパールを訪問してみようと思っている。

 2017年5月2日 フィジー・コーラルコーストのホテルにて
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2017年5月1日 【旅行】南太平洋慕情?バヌアツ&フィジー(5)

2017-05-15 20:22:57 | 旅行・ハイク&ウォーク
 治安が悪いとされるスヴァだが、さすがに日中の大通りなら大丈夫でしょ…と言うことで軽く散策。おっとその前に、ホテル近くの「フィジー博物館」へ。体系的な理解はしにくい展示だったと思うが、展示品は色々とあって興味深かった。特に実物の舟や漁具あたり。

 ホテルの前の道を5分も歩けば市内一番の賑わい。小さな商店が軒を並べ、とても大きなマーケットがあり、そしてバスターミナル(写真)がある。一応スリにだけは気をつけつつも、どこかノンビリした雰囲気の漂う街中を歩き回った。

 チェックインした時に訊ねて判ったのだが、ホテル前から今晩の宿のあるコーラル・コーストエリアを経由しナンディまで行くバスが1日2本あるとのこと。ターミナルから出るバスは何時発だか判らないし、何より荷物を引っ張っていくのが面倒。今晩の宿は大きなホテル(シャングリ・ラ)の近くであり、バスも停まるとのこと。予約して15時半に出発した。マイクロバスの後に荷物トレーラーを牽いている。窓にフィルムが張られておりあまり眺めは良くなかったが、それでも綺麗な海岸線を垣間見ることができた。フィジーの夜は意外と早く、暗くなり始めると直ぐに真っ暗になってしまう。真っ暗になりかけた18時過ぎ、ホテルの前に到着。楽な移動で助かった。

 宿はリゾート地にあるが海に面していない安価な施設。プールはあるがどちらかと言えば子供向けサイズ。これのどこでリゾートライフを送るのだろう?(苦笑)…部屋はワンルーム、静かでエアコンも効くのが有難い。周囲には何も無いので、食事はホテルで摂るしかないが、幸いメニューの品数は割とあるので寂しい思いをせずに済んだ。

 Gecko's Resort
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(Live) 日吉大雄「日吉の選択」~崖っぷちナイト~vol.?

2017-05-15 06:07:28 | 音楽、ギター、カラオケ
 先月のLove Music Together(L.M.T.)ライブにお邪魔した際、5月にまた風イベントやりますよ~とお誘いを受け勇躍伺った。今日はそのライブに出ていた、若くして風マニアで超絶巧い青野時空さんが来られるとの話だったので楽しみだ。お店には一番乗り!お2人や店主の飯塚さん、ヒロコさんとお喋りしているうちに後続が来場。久しぶりにお会いする方も居て嬉しい。来場者同士の会話から風ワールド全開、そのまま懇談会に突入しそうだったのを何とかステージ開始(笑)。
(1st stage)
・22歳の別れ
・海岸通
・地平線の見える街
・置手紙
・Bye Bye
・君と歩いた青春

(2nd stage)
・ほおづえをつく女
・あの唄はもう唄わないのですか
・あいつ
・夕凪
・古都
・なごり雪

(encore)
・神田川inボッサ

 前に聞いた時との違いは、まず日吉さんソロじゃなかったこと。アコギ2本、アコギxエレキ、アコギxキーボードと時空さんがマルチなタレントを発揮。オリジナルに近いアレンジ(キーは日吉チューニング)で、音に厚みが出ただけでなくよりフォーク色の強い曲調に仕上がった。次に定番の「北国列車」からスタートしなかったこと。そしてLove Music Together(L.M.T.)の曲をやらなかったこと。そんな中でアンコールのボッサ・ノヴァにアレンジされた神田川は出色。もう少しバンド入れてきっちり仕上げたスタイルを聴いてみたいもの!そして終了後、客席の一方的な(?)盛り上がりに引き摺られ、PAなしアコギ2本で「延長戦」。もはやうたごえ喫茶♪

(延長戦-unplugged)
・北国列車
・海風
・星空
・時の流れ
・冬京
・三丁目の夕焼け

 このあと、時空さんのギブソンJ-45を弾かせて頂いた!すごく指板の滑りが良い。弦はエリクサーではないそうだが、これも似たような滑り感。思ったほどドーンと言う感じではなく、かと言ってフィンガースタイルギターのように粒立ちシャラシャラな感じでもなく、素直に音が出るイメージ。マーチンDシリーズよりジャンルを選ばないのじゃないかと思った。前にもお会いした他のお客さんと即席でデュオ、店主にお褒めいただき「恐縮です!」今回も実に愉しい夜だった。

 2017年5月11日 渋谷・志ぶや倶楽部にて
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【本】松島泰勝著 「ミクロネシア 【小さな島々の自立への挑戦】」(アジア 太平洋研究選書)

2017-05-12 20:21:29 | 本・映画・展覧会
 今年のGW旅行の行き先はバヌアツとフィジー。事前に図書館でこの地域に関連する書物を借りてと思ったが見事にない。観光ガイドか、民俗調査的な(大判サイズの)ものが数点。かくも情報の少ない地域なのか。それで、少しは関連する話が載っているのではないかと思いネシア繋がりでミクロネシアの本を読んでみた。

 そもそもミクロネシア・メラネシア・ポリネシアの「ネシア3地域」はそれぞれどこを指すのか。本書はそこから入るので実に有難かった。自分が現地に居るので、メラネシアの「メラ」を実感していたし。そして本書で取り上げられるミクロネシアは、パラオからグアム、サイパン(北マリアナ連邦)、ミクロネシア、マーシャル群島の国々を指す。一時はこれらも国々が一つの国家を形成しかかっていたが、十把ひとからげにできない文化風習の違い、それ以上にアメリカの主に軍事面での思惑からの介入によって現在の国家割りとなった。その過程が書かれており実に興味深く、かつ腹立たしかった。おのれアメリカ。

 日本統治時代の方が現地の人々には仕事があったと言う。とは言えそれは低賃金な労働力としての扱いであり、島の生産物の大半は日本に送られ、要はミクロネシアの島々は「日本の畑」として利用されたに過ぎなかったという事実は覆しようがないが、知っておいた方が良いことであろう。

 世界中どこを旅しても過去の歴史とくに戦争による影響は大きく、それに日本が関与した部分を知るのはたいてい心地良いことではない。現地に行く前にそういう過去を知っていれば、例え観光旅行であっても少しは謙虚な態度で過ごす気になるのではないかと思うのだ。カネを落としてやるんだなんて傲慢な態度はイカンのだよ、トランプ君。

 2017年5月1日 フィジー・コーラルコーストのホテルにて読了
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