首相唐突また保身? 浜岡、訴訟怖さからの「クセ球」 菅降ろしの機先制す(産経新聞) - goo ニュース
それにしても昨日の菅直人の緊急記者会見にはがっかりさせられた。遅きに失した感は
あるもののようやく自分の力量を冷静に判断できるようになり、「国民の皆さまに重要な
お知らせがあります」と菅直人が切り出した時には早まって「お疲れ様」と心の中で呟いて
しまったのであるが、「私は首相として…」と続けた時に、これは首相の辞任会見ではない
のだとようやく気がついた。思い込みというものは怖いものである。御前崎市長の石原茂雄
が「話が唐突過ぎて言葉が出ない。海江田万里経済産業相と5日に会って話したばかりだ。
地元の意見をよく聞いて3号機の運転再開を判断すると言っていたのに4、5号機も止める
なんて」と述べているように、この件に関して菅直人は事前に協議した形跡はないようで、
ただの思いつきであるならば当然その後の対策は何も講じていないのであろう。だから
この菅直人の“保身術”が“英断”とみなされる唯一の可能性は実際に東海地震が起きた
時だけである。間違いなく菅直人は東海地震を待っていると思う。