「原子炉の火は神様の火」…緩む官邸 失言3連発(産経新聞) - goo ニュース
平田オリザ氏「撤回し謝罪」 「米要請で海洋放出」発言(朝日新聞) - goo ニュース
菅直人は18日に計画的避難区域に指定された福島県飯舘村議会の要望を受けた際、
「皆さんも議員として地元の有権者の皆さんから突き上げというか、大変な要請も受けて
いると思う」と述べた。この時に使われた“突き上げ”という言葉の使い方は間違っては
いるのであろうが、首相の実感ではあるのだろう。国際ジャーナリストの日高義樹は4月
12日に都内で開かれた会合で馬淵澄夫首相補佐官(原子力発電所問題担当)と同席した
際に馬淵は原発事故について「秘密のことが多くてほとんど何も語れない」と話した上で、
「原子炉の火は神様の火」発言をしたという。馬淵は「かような発言はしていない」と否定
しているのであるが、これはまさに“困った時の神頼み”なのか? いつもの2人のことは
もうどうでもいいのであるが、問題は内閣官房参与の平田オリザである。米政府の要請で
福島第一原発事故の汚染水を海洋放出したと語ったことについて「事実関係について
知りうる立場になかった。撤回して謝罪します」としているが、問題は何故知りうる立場に
なかった人物が「米政府からの強い要請で(海に)流れた」と述ることができたのかである。
私は知らないが平田オリザは劇作家として著名らしく、言わば“話術の専門家”として、
例えば上記2人の言葉使いの誤ちを正す役割として内閣官房参与として勤めているはず
なのだから、そのような人が言い間違いをした場合は謝罪ではなくて内閣官房参与を辞任
するべきで、謝れば済むと思っている事が平田オリザの才能の限界である。