キラー・インサイド・ミー
2010年/アメリカ=スウェーデン=イギリス=カナダ
暴力の中の‘フォルム’
総合
80点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
サディズムというものは、ただ相手を殴ればいいというものではないらしく、相手を闇雲にボコボコに殴る中においても、ある種の‘フォルム’があるらしい。
例えば主人公の保安官助手として働くルー・フォードの最初の犯罪は、彼がまだ10代の頃に5歳の少女に対して行った性的虐待なのであるが、これは何故か現場を目撃したルーの兄のマイクが弟の代わりに罪を被って収監されてしまう。
マイクは弟のためにしたことではあるのだろうが、結果的にこのマイクの行動がルーに‘フォルム’を与えてしまう。ルーは男女のカップルで殺さなければ気がすまなくなってしまうのである。ルーは娼婦のジョイス・レークランドと建築会社社長の息子のエルマー・コーンウェルをまとめて殺そうとして、ルーの恋人のエイミー・スタントンと酔っ払いをまとめて殺そうとする。
しかしジョニーを一人で殺してしまい、一度‘フォルム’を崩してしまった辺りからルーの計画が狂ってくる。だからラストで実は生きていたジョイス・レークランドがルーと対面した時に、ルーに近づこうとするジョイスを彼女のそばにいた誰もが制止しないシーンはとても不自然なのではあるが、男女をまとめて殺害するというルーの得意の‘フォルム’に忠実に従った演出は、さしずめ『ガス人間第一号』(本多猪四郎監督 1960年)のラストシーンのような寂寥を感じさせる。
このように出来は悪くないとは思うが、やはりバイオレンスシーンはとても正視できない。
ジャルジャル後藤が結婚を正式に発表!入籍日は5月5日!「両方後藤になるので」 - goo 映画
私の見間違いでなければ5月21日のフジテレビで放送された「めちゃ×2イケてる」の
「ダメトーーク」において、ジャルジャルは他の新メンバーも含めたメンバーに散々ダメ出し
を受けていたはずなのだが、今回の後藤淳平の“極秘結婚”は、もちろん本人には
めでたいことではあるけれども、岡村隆史は何と言うだろうか 特に結婚問題に関して
岡村隆史は非常にナイーブになっている時期だから、このまま見逃すとは思えない。
個人的には、ジャルジャルは天才肌の芸人なのだから、このようなチームに属するような
仕事は性格的に向いていないのではないだろうか いずれにしてもこの件に関して
岡村隆史が黙っているはずがないだろうから、遅かれ早かれダメ出しの嵐が吹くだろう。