海水注入中断は東電の判断 枝野氏が認識示す(朝日新聞) - goo ニュース
班目委員長「私は言っていない」 再臨界の危険性発言(朝日新聞) - goo ニュース
再臨界の恐れ、ほとんどなかった…識者の見方(読売新聞) - goo ニュース
菅首相、注水中断への政権の関与否定 復興特別委で答弁(朝日新聞) - goo ニュース
なかなか解くことが困難な案件が生じている。細野豪志首相補佐官によると菅直人が
3月12日午後6時に始まった政府内協議で「海水注入で再臨界の危険性はないか」と
聞いたところ、原子力安全委員会の班目春樹委員長が「危険性がある」と指摘したため、
ホウ酸投入を含めた方法を検討したらしいが、班目春樹が原子力安全委員会委員長として
海水注入を制止するはずは、常識で考えればありえない。結局、班目が「再臨界の可能性
はゼロではない」という趣旨の発言をしたことにするらしい。枝野幸男官房長官は「東電が
やっていることを(政権側が)止めたようなことは一度も承知していない」とし、更に
「なぜ早くやらないんだと催促したことは何度も直接知っているが、逆方向のことは一切
ない」と述べている。菅直人は海水注入の是非について、12日午後6時過ぎから、海江田
万里経済産業相や原子力安全委員会の班目春樹委員長、東電担当者らと協議したことを
明らかにしたうえで、「再臨界が起きれば大変なことになる。そういうことも含め海水注入に
あたって検討をお願いした」と認めているが、 「注水の時もやめる時点も、直接報告は
あがっていなかった。やめろとかやめるなとか言うはずもない」と述べている。つまり官邸で
協議している最中に東電が現場の判断で気まぐれに海水を注入したりしなかったりしていた
ことになる。面白い。私見では菅直人が自分が指示をしないうちに勝手に東電が海水注水
してしまい、「聞いてないよ!」と激怒してから問題がこじれている確率が最も高いと思う。