ビンラーディン襲撃作戦、明らかに ヘリ故障でホワイトハウス一時緊迫(産経新聞) - goo ニュース
今回のウサマ・ビンラーディン襲撃作戦において、特殊部隊がビンラーディンの拘束・殺害
に成功すれば「ジェロニモ」(米先住民族アパッチ族の指導者)という暗号を使うことを
決めていたらしい。当然ジェロニモの子孫は良い気持ちはしないであろう。そもそも先に
アメリカで暮らしていたのはジェロニモたちだったのだから、後からやって来た白人たちに
文句を言われる筋合いはないのである。アメリカのホルダー司法長官は5月4日の
上院司法委員会の公聴会で国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン
について「敵の指揮官を攻撃目標にすることは合法だ。例えば、第2次大戦中に山本
(五十六・連合艦隊司令長官の搭乗機)を撃墜した時も行った」と証言したうえで殺害の
正当を強調したようだが、ビンラーディンは既に指揮官ではないし、山本五十六はアメリカと
日本の国力の違いを十分に認識しており日米開戦には反対していた事をいまだに知らない
らしい。アメリカは自身の歴史認識を変えない限り、戦争を続けざるを得ないだろう。