サンクタム
2010年/アメリカ
厳しすぎるアドベンチャー
総合 40点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
パプア・ニューギニアの奥地にある‘聖域(Sanctum)’と呼ばれる洞窟を調査している探検隊のリーダーのフランク・マクガイルは、冒頭で‘悪魔の界隈(Devil's Restriction)’として知られる洞窟を、疲労の見えるジュードと探査に行く。帰りがけにジュードの酸素ボンベの管が裂けてしまい、最初はフランクは自分の酸素ボンベの酸素を吸わせるのであるが、何故かそれを止めてしまい、ジュードが溺死する様子をただ見つめたままでいる。その後、重傷を負って助かる見込みのないスタッフのルコを安楽死として溺死させたことでフランクが‘狂信者’のように見えてしまう。その後、ヴィクトリアもカール・ハーレーも無残に死んでしまい、最後になってフランクが自らを犠牲にして息子のジョシュ・マクガイルを救うことになり、フランクの判断は全体的には正しいのではあるが、要するに暗めの画面でホラーテイストが強すぎて、同じ冒険ものの『センター・オブ・ジ・アース』(エリック・ブレヴィグ監督 2008年)のように観ていて楽しくないのである。この物語が‘事実’であるならば、文句を言っても仕方がないと思うが、ストーリーは脚本を担当したアンドリュー・ワイトが洞窟に閉じ込められた体験から‘インスピレーション’を得て書かれたものであり、描かれているような‘修羅場’は事実としてはない。
ストーリーとは直接関係ないのであるが、クレイジー・ジョージがラモーンズの「Blitzkrieg Bop」の歌詞「Hey Ho Let's Go」と書かれたTシャツを着ていた。『ピラニア3D』(アレクサンドル・アジャ監督 2010年)でも主人公の部屋にラモーンズのポスターが貼られていたように、いまだにアメリカではラモーンズは人気があることを知った次第である。
丹波山村長に酒気帯び容疑 山梨県警が事情聴取(朝日新聞) - goo ニュース
村長、酒気帯びで摘発…全国交通安全運動初日(読売新聞) - goo ニュース
山梨県丹波山村の岡部政幸村長は9月30日の記者会見で「前日夜、友人とビール1本、
焼酎の水割りを5、6杯ほど飲んだ」と言い、偽の肩書きを申告したことに関しては「何十年
と会社の役員をしており、気が動転して昔の仕事が口に出てしまった。村民に申し訳ない。
甘さがあった」と言い訳しているのであるが、岡部政幸は2005年4月に初当選して以来、
6年以上も村長を務めているにも関わらず、今の仕事ではなくて昔の仕事が最初に口に
出てしまうというのだから、自分が村長であるという自覚が6年以上無かったことになる。
その上、車を運転しながら携帯電話を使っていたらしいのであるが、そのような男が村長を
続けるというのだから、丹波山村は基本的に平和なのだと思う。