ツレがうつになりまして。
2011年/日本
質が問われない作品について
総合 0点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
人気投票の不人気によって雑誌の連載が終わってしまった主人公の崎晴子は夫である崎幹夫が鬱病を患ってしまい、退職したために働かなければならないためにために、イラストの仕事を紹介してもらった先の、鬱病に関する著書を編集している男性が晴子に「以前は私もこのような本をバカにしていたけれども、実際に自分が鬱病になってみると、こんな本でも元気がもらえる」という語りかけ通りに、例えば、作品冒頭でペットとして飼っているイグアナが表札の‘’の一部を背中に背負って歩いているシーンの意図も、崎幹夫の髪の毛がいつもハネている意図も何の暗喩にもなっていなくて、映画として何が面白いのかと疑問が湧くとしても、鬱病を患っている人、あるいは鬱病を患っている家族を持っている人たちにはこんな映画でも必要とされるものなのであろうから採点は控えておくが、一言言っておくならば、‘うつ’がツレになりそうだった。『日輪の遺産』でも感じたが佐々部清監督の演出は理解するのが難しい。
ところで『毎日かあさん』(小林聖太郎監督 2011年)でも描かれているように、漫画家の妻を持つ夫はかなり厳しい生活環境に立たされているのであろうか?
仏山に仏はいないのか…中国の人心荒廃(産経新聞) - goo ニュース
中国広東省仏山市で、ひき逃げされた2歳の女児が、現場を通りかかった人たちに救助
されなかったため、さらに別の車にひかれ重体となる事故が起きた現場の防犯カメラの
映像をテレビで見た。最近、中国各地で人助けしたのに逆に加害者扱いされてカネを
取られる事件が頻発しているために、現場を通りかかった18人は素通りしたという背景が
あるようだが、やはり2歳の女の子を放っておけるという神経が信じ難い。おそらく
助けてくれた相手を加害者扱いする理由は、犯人が見つからないことがほとんどで
賠償金を得るためには自分に関わった人を犯人に仕立て上げる必要があるからだと思う。
つまり中国では警察機構が上手く機能していないと思うのであるが、あれだけ人口が
多ければ警察といえども手の打ちようがないのであろう。