夜明けの街で
2011年/日本
不倫の思わぬ代償
総合 70点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
『セカンドバージン』(黒崎博監督 2011年)にも出演していた深田恭子の演技が上手いのか下手なのかいまだに判断しかねるのであるが、その真面目とも冗談ともつかない振る舞いがこの作品においては、不倫相手の渡部の心の隙をつくような効果を発揮しているように見える。
仲西秋葉の父親の仲西達彦の秘書が自殺した理由は達彦と、秋葉の叔母である浜崎妙子との不倫のカモフラージュに自分が利用されていたことを知り絶望に陥ったからなのであるが、秋葉が秘書が書いた遺書を隠してしまったために、達彦は秋葉が秘書を殺したと思い込んでいる。事件は3月31日で時効を迎えるのであるが、娘が殺したと誤解している父親は浜崎妙子と共にその日を迎える。そこへ仲西秋葉が不倫相手の渡部和也と共に現れ、不倫のカップルが対面することになるのであるが、ここで秋葉は秘書が残した遺書を父親に差し出して秘書は自分が殺したのではなくて自殺したことを知らせる。つまり15年もの間、娘が殺人犯であると思い込んでいた父親は、娘の秋葉が犯人でないことを知るのであるが、娘が自分が不倫をしていることを知っていたことも知り、真実を語らなかった理由は15年もの長い間、娘が殺人犯であると思い込ませて苦しめるためだったことが分かる。
当然、不倫するような男が嫌いな仲西秋葉は、自分と不倫するような渡部和也のことなど好きではない。渡部はただ秋葉が不倫するところを父親に見せつけることで暗に猛省を促すための道具にすぎなかったのである。
秋葉に振られて呆然としたまま帰宅した渡部和也を待っていたものは‘甘い地獄’だった。妻の渡部有美子は全て知っていたのである。
サスペンスとしては弱く、物語の展開も荒いのであるが、相手に気を使えば使うほど却って不倫の深みにはまってしまうことや、不倫は妻に対してだけではなく、やがては娘(秋葉や渡部の娘)に対しても精神的ダメージを負わせてしまうという、いままで見過ごされていた部分を描いていることは高く評価しても良いと思う。
8-0爆勝プロデュース!ザック魔術(サンケイスポーツ) - goo ニュース
確かに8-0の圧勝だったのではあるが、次々と得点を重ねながらも私は見ていて
あまり面白くなかった。とにかく相手のタジキスタンの選手にやる気が見えなかったから
であるが、ほとんどタジキスタンが攻撃を仕掛けてこなかった理由が、日本の攻撃が
凄いために仕掛ける余裕が無かったためなのか、あるいはかなりの弱小チームである
ためなのかがよく分らない。見ている限りではまるでプロのチームが学生チームと
練習試合をしているようにしか見えなかったために、この圧勝は素直に喜べないのである。