キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
2011年/アメリカ
未完成のヒーロー物語
総合 70点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
『ランゴ』(ゴア・ヴァービンスキー監督 2011年)を観ても分かるように、1776年に独立宣言をした、当時新興国だったアメリカは歴史も無く、自分自身でアイデンティティーを築いていくしかなかった。西部開拓時代はランゴのように個々に模索していけば良かったのであるが、国際的にアメリカ合衆国としての地位が確立し、さらに揺るぎないものにするために現れたヒーローが名前の通りキャプテン・アメリカなのである。
だから当初のキャプテン・アメリカが、いわゆるヒーローとして派手に活躍することなく、アメリカ人の戦意高揚としてのマスコットキャラクターとして、ランゴが砂漠の中で遭遇した‘西部の精霊(Spirit of the West)’と同じ役割を担うことが興味深い。個人に見えていた‘精霊’を‘キャプテン・アメリカ’として誰にでも見えるようにすることで国威発揚を画策したのである。
キャプテン・アメリカは最強の兵士とヒーローの中間的なキャラクターであるためなのか、物語自体は地味に感じるが、『アベンジャーズ』においてキャプテン・アメリカに与えられる役割を暗示しているのだと思う。そして70年後、キャプテン・アメリカは自国アメリカのことだけを考えるだけではヒーローは務まらないことを思い知るであろう。
タクシー運転手の男性死亡 横須賀線の転落事故(朝日新聞) - goo ニュース
個人的にはタクシーを利用する機会などは数年に一度くらいのものであるが、今回の
東京都品川区で24日夜に、タクシーがJR横須賀線の線路に転落して列車と衝突した事故
で死亡したタクシー運転手の年齢が74歳ということに驚いた。乗客を現場付近で降ろそうと
して会話をした後、右カーブを曲がりきれずに線路に転落したらしく、現場にブレーキ痕は
ないということから高齢者のドライバーがついしてしまうブレーキとアクセルの踏み間違いの
ように感じる。タクシー運転手の定年は75歳ということである。出来れば高齢者の運転する
タクシーに乗りたくはないと思うが、何歳のドライバーが運転しているのか乗ってみるまで
分らないし、一度停めてから断るのも申し訳ないし、どうすればいいのだろうか