親愛なるきみへ
2010年/アメリカ
無私の愛
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
この作品をジョン・タイリーとサヴァナ・リン・カーティスの純愛映画として観るならば違和感が残る。結局、ジョンが思い続けていた相手はサヴァナではなくて、息子よりもコインを愛しているような自閉症の父親だからであり、更には、将来は自閉症の子供たちのためのキャンプを運営したいと思っていたサヴァナもジョンよりも彼の父親の方が気になっているようだからである。だからジョンが従軍している間に、サヴァナが自閉症の息子のアランがいるティム・ウェドンと結婚した理由は、ティムが好きになったというよりもアランの世話をしたかったということはティム自身認識していたようで、ティムはジョンに、サヴァナがまだジョンのことが好きみたいだとジョンに告白している。
ジョンは危篤の父親を前に手紙を読むことで愛を伝え、父親が所有していたコインを一枚残して全て売って、匿名でティムのリンパ腫の治療代として寄付するが、間もなくしてティムも亡くなる。
そしてラストで再びジョンとサヴァナは街で再会する。9.11のために従軍期間を延ばすなど無私の愛(アガペー)を経たジョンはようやくサヴァナを愛する‘資格’を得たのではないのであろうか?
佐賀知事「辞任避けられぬ」…調査で郷原氏に(読売新聞) - goo ニュース
枝野経産相発言に不快感…佐賀・古川知事(読売新聞) - goo ニュース
九州電力の「やらせメール」問題で、九電が国に提出した最終報告書を巡り、枝野幸男
経済産業相が16日、「原発周辺の皆さんの理解を得られるとは考えられない」と批判した
事について、佐賀県の古川康知事は17日「(経産相は)なぜ『自分の理解』と言わないで、
『地元の理解』と言うのか、理解できない」と述べ、原発立地自治体や周辺住民の意向を
確認しないまま発言した事に不快感を示したが、完全に古川康は論点を逸そうとしている。
周辺住民の意向など確認しなくても、状況から判断するならば理解は得られないという事が
枝野の主旨だからである。それよりも問題なのは、「やらせメール」問題で、第三者委員会で
委員長を務めた郷原信郎弁護士が第三者委の調査の過程で古川康知事に電話し、6月に
知事と面談した九電幹部作成のメモを読み上げたところ、知事は「どんな説明をしても辞任
は避けられませんね。公表はいつ頃されるのですか」と発言したことを何故隠していたのか
ということである。一体、その時からいままでの間に九州電力とどのような取り引きをして
白を切ることに方向転換することになったのか、辞任前に説明する必要があるだろう。