MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『世界侵略:ロサンゼルス決戦』 30点

2011-10-06 23:19:23 | goo映画レビュー

世界侵略:ロサンゼルス決戦

2010年/アメリカ

ネタバレ

‘リアリティー’の可能性

総合★☆☆☆☆ 30

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 物語のすべり出しは悪くない。東京を含む世界の主要都市を侵略する未確認生命体たちがロサンゼルスにも進攻してくる中、現地のアメリカ海兵隊基地に所属しているナンツ二等軍曹はイラクにおける戦闘で率いていた小隊を失ってしまった責任をとるために引退を決意していたのであるが、命令によって第2大隊エコー中隊第5小隊を率いてロサンゼルス警察署にいる市民を3時間以内で救い出すために向かう。
 ところが最初に遭遇した侵入者と戦い、なかなか倒すことが出来なかった時に、応援を得てようやく倒すことが出来たその侵入者の身体を調べて、右胸にある心臓のようなものが弱点だと分かった時点から急に侵入者を倒せるようになり、クライマックスでは3発目のロケットランチャーで侵入者の母船まで撃ち落とせてしまう。特別な最新兵器を持っているわけでもないのに、ロサンゼルスの一小隊が地球の主要都市を攻め落した侵入者たちと対等に戦っているシーンはどうやらギャグではないらしく、彼らの愛と勇気と絆が嘘にしか見えない。
 『スカイライン -征服-』(グレッグ・ストラウス コリン・ストラウス監督 2010年)は逃げ惑う市民たちが主人公で、その‘B級’ならではのリアリティーに関しては既に書いた通りであるが、海兵隊が主人公である『世界侵略:ロサンゼルス決戦』はそのような‘B級’のリアリティーさえ感じられなかった。
 例えば『THE LAST MESSAGE 海猿』(羽住英一郎監督 2010年)のような海上保安庁の‘プロモーションヴィデオ’として本作をアメリカ海兵隊の‘プロモーションヴィデオ’と見倣せるか熟考してみたが、宇宙人の存在自体がいまだに曖昧である以上、想定出来ない戦闘シーンを見させられてもその臨場感にリアリティーは宿らない。


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“モンタージュ”の真意

2011-10-06 00:15:05 | Weblog

マツコ・デラックスの“ふしぎな日常”に迫る!?台本なし完全アドリブの毒舌すぎるCM(ハリウッドチャンネル) - goo ニュース

 マツコ・デラックスが出演しているCMで気になるのは、新作海外ドラマ「弁護士イーライの

ふしぎな日常」よりも、赤城乳業株式会社のデッカルチョの「そういう話よ」篇である。

座っているマツコ・デラックスが「きれいなこと言う人ってたいてい嘘つきよね」と言った後に、

マツコの背後にある国会議事堂のアップになる。その後マツコが「主婦ってきれいでしょ

と“逸らす”のであるが、これは明らかに国会議員批判だと思う。不思議なのは政治と

余り関係なさそうな“ガリガリ君”の赤城乳業が何故このようなCMを制作したのかである。


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