時代屋の女房
1983年/日本
‘松竹ロマンポルノ’
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
本作を喜劇というカテゴリーで括ってしまっていいのかどうかよく分からない。悲劇でないことは確かだとしても、一体本作のどこで笑えばいいのかという以上に、そもそも本作の制作意図さえ見えてこないのであるが、「時代屋」という骨董屋を営んでいる、35歳で独り身の安さんと呼ばれている主人公が、野良猫をかかえて店にやってきて、そのまま居ついてしまう真弓に対して、決して素性を訊ねないという不可思議さを、本作が制作された1983年という‘時代’と共に勘案するならば、それは間違いなく‘映像’に関する時代であるはずである。例えば、身元不明の美人が突然家に押しかけてきて居ついてしまう「行きずり」、真弓と安さんが一緒に入る「風呂」、真弓が若者と演じる「心中」、若者が真弓に対して誤解していた「団地妻」、とん吉を営む夫婦が夜中にする「プロレス」、ユキを巡る喫茶店サンライズのマスターと渡辺の「三角関係」、クリニーング屋の今井が若い頃に試みた「駆け落ち」、美郷の「処女喪失」と、夏目雅子が真弓と美郷を二役演じることによる安さんと‘姉妹’との「三角関係」、安さんと義理の母親の菊池松江による若き頃の「近親相姦」など本作で描かれているモチーフは全て日活ロマンポルノから採られており、‘素性’を一つにまとめることは出来ない。つまり本作は当時のトップクラスの女優だった夏目雅子を起用して、最高の日活ロマンポルノのパロディの制作を松竹が企んでいたのだと思うのであるが、今となってはその意図が全く理解されないことが残念であるとしても、果たして当時は理解されていたのかどうかも怪しい。
1位に大島優子さん返り咲き=2位は渡辺麻友さん―AKB48総選挙(時事通信) - goo ニュース
なんとなくフジテレビで放送されていた「AKB48選抜総選挙生放送SP」を見てしまったが、
みんな若いのにしっかりしたコメントをしていることに感心してしまった。しかし結局、印象に
残るコメントというのは、例えばまるで落選したかのようにグタグタを曝してしまった横山由依
や、あるいは“ドS”全開の篠田麻里子のような特異なキャラのものになってしまう。彼女たち
やスタジオにいた山里亮太や関根勤と比較するならば、茂木健一郎には一言も気が利いた
発言は無かったのであるが、一体何のために出演していたのか疑問が残る。本来ならば
順位の発表中にインタビューされていた指原莉乃のような役割を茂木が担うべきである
はずなのだが、ギャラ泥棒の茂木健一郎を出演させるくらいならば、マジで前田敦子の
AKB48卒業にショックを受けていたらしい宇野常寛の方が良かったのではないだろうか