アメイジング・スパイダーマン
2012年/アメリカ
曖昧なキャラクター設定について
総合
0点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
私には最後まで主人公のピーター・パーカーのキャラクターが把握できなかった。例えば、ピーターが通っている高校でいじめられている学生を庇う面を見せると思いきや、小売店において2セントを巡って店主と揉めたり、そのことを根に持って強盗に遭った店主を助けることもしないなど、性格が一貫していない。スパイダーマンとしての体力も曖昧で、リザードに胸を引っかかれてかなりの重傷を負ったように見えたが、意外と平気だったりした反面、太股を一発の銃弾で撃たれただけで結構後を引きずったりするため、スパイダーマンの体力がご都合主義に陥っているように見える。
しかしこれ以外の謎も含めて続篇を観れば分かるかもしれないということで良しとするにしても(ルパート・サンダース監督の『スノーホワイト』にも感じたことであるが、続篇が前提としてあると1作目の出来が劣化するように感じる)、ラストでとんでもないことが起こった。まだ日本語吹替え版であるならば許せるとしても、私が観た字幕版でもSPYAIRという日本のバンドの「0 GAME」(もちろん宣伝する義理など全くないが)という‘日本版エンディングテーマ’が流れたために、映画の雰囲気が全て台無しになってしまった。原語が醸し出す雰囲気を堪能したいためにわざわざ字幕で観ているのに、何故字幕版でも日本語の曲を流すのか意味が分からない。このような本作と全く関係ない曲を同じ製作会社のコネによるプロモーション目的で流してしまうことが悪習とならないように願いを込めて0点とする。
ももクロ紅白出場の可能性で大議論(R25) - goo ニュース
ももいろクローバーZは本当に人気があるのかどうか疑問のままである。確かにキャラクター
は悪くはなく、芸能人にはももいろクローバーZのファンが多いのであるが、“身内受け”の
ように見えなくもない。最も深刻な問題は曲にあると思う。前山田健一が楽曲を提供しだして
から人気が出てきたのは確かであっても、ヒャダインの曲はいわゆる“オタク”には受ける
のであろうが、一般受けするようなものではないと思う。しかしヒャダインの曲によって
ももいろクローバーZに個性が見えてきたこともまた事実であり、本当にブレイクするには
この難問が残っている。ちなみに私が一番好きなももクロの曲は「あの空へ向かって」。