(2019年6月29日付毎日新聞)
安倍首相の「G20の国々が一致して女性のエンパワーメント(活躍)の取り組みを進めることがG20全体の発展の推進力になると確信している」という訴えは理解できる。
(2019年7月2日付毎日新聞)
違うんだよなぁ。2019年6月24日の参議院本会議で三原じゅん子参議院議員が「恥を知りなさい!」と叫んだことに限らず、2010年3月25日の参議院厚生労働委員会で当時の厚生労働委員長の柳田稔に対し「この愚か者めが!」「このくだらん選択をしたバカ者どもを絶対忘れん!」と絶叫した丸川珠代参議院議員にしても女性が男性の身振りを演じてしまっては女性を国会議員にする意味がないと思う。「女性活躍推進」とは男女の平等のみならず、それまでのマッチョな社会の在り方を根本から崩すことに意味があるはずで、何故社会に出る女性は「男性化」してしまうのか、ということを考えてそのような風潮に女性として抗って欲しいのである。