現在、まなびの館ローズコムで福山藩主(阿部家時代)に関する資料展示が行われている。幕末の第9代藩主阿部正方公の遺した日記(長州征伐関係)はとりわけ貴重だ。中央図書館をよく利用する歴史好きにはぜひ見て欲しい。3階の歴史資料室へ行くにはエレベーターを利用すると楽だ(月曜日は休館。今月29日まで)
井山宝福寺の梵鐘は岡山県指定重要文化財である。標柱には銘から応仁2年(1468)に霊仙寺のため寄進されたものと判明したと書かれている。何故ここにあるのかは不明だという。
石段を上って行くと最大の見所ともいえる三重塔が建っている。南北朝時代の建造物は焼失を免れ戦前は国宝の指定を受けていた。
説明によれば昭和44年(1969)に解体修理が完了し往時の姿を取り戻したとのこと。備中国分寺の五重塔と比べるとこじんまりとしているが、緑に朱が映えて非常に美しい。
帰り際に巨大な雪舟碑を拝むことができた。八田部村の豪商元戎屋・亀山徳右衛門道本の念願が成就したのは何と昭和3年(1928)のことであった。碑建立までの長い月日と大勢の人達の情熱を考えると胸が熱くなった。
石段を上って行くと最大の見所ともいえる三重塔が建っている。南北朝時代の建造物は焼失を免れ戦前は国宝の指定を受けていた。
説明によれば昭和44年(1969)に解体修理が完了し往時の姿を取り戻したとのこと。備中国分寺の五重塔と比べるとこじんまりとしているが、緑に朱が映えて非常に美しい。
帰り際に巨大な雪舟碑を拝むことができた。八田部村の豪商元戎屋・亀山徳右衛門道本の念願が成就したのは何と昭和3年(1928)のことであった。碑建立までの長い月日と大勢の人達の情熱を考えると胸が熱くなった。