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寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

総社市井尻野・井山宝福寺(その2)

2014年05月04日 | 
井山宝福寺(備中西国第25番札所)山門をくぐり大木の間を抜けて仏殿(法堂)へ向かう。建物は江戸期・享保20年(1735)の再建である。

仏殿

説明板によれば正面の額に記された「祈禱」の字は後水尾天皇の御直筆らしい。慶長16年(1611)4月後陽成天皇の第三皇子が第108代天皇に即位する。

仏殿の説明板

額

この件では徳川将軍家の意向がかなり反映されたのだが、その後両者の間には確執が生じ長く院政を敷くことにつながった。

「吉備総社ぶらり旅(地図付きパンフレット)」には井山宝福寺仏殿の秘密「水を飲む龍」について次のように解説している。

 宝福寺の仏殿に行ってみるがええ、天井に大きな龍の画が描かれとろうが。この龍はな、むかしは夜になると外に出て、下の百蓮池の水を飲むもんで、村人に恐れられておったんじゃ。そこで村人は考えて、龍の目に釘を打ちつけた。これ以来、龍が外に出て水を飲むことはなくなったということじゃ。

龍の絵

仏殿内部

確かに天井の龍は今にもこちらに飛び出して来そうな迫力である。御本尊を拝んでから雪舟が涙でネズミの画を描いたという方丈へ移動する。

方丈

説明板の横に柱に縛られた小僧の像があるので「雪舟ゆかりの場所だ」とピンときた人も多いだろう。残念ながら雪舟時代の方丈は天正三年(1575)の戦乱で焼失している。

方丈の説明板

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福山市吉津町1‐7・中村煎餅店

2014年05月04日 | 備後福山・記憶に残る店
御手洗川の上水道施設(取水口)のすぐ東側に昔ながらの鶏卵煎餅を売る店がある。中村煎餅店は少なくとも私が生まれる前から存在する。北吉津町の艮神社の氏子(や福山市中心部在住者)で知らない者はモグリだ。

私が少年の頃は鶏卵煎餅の店がたくさんあって町内の秋祭りの打ち上げでは真っ赤な苺飴や十万石煎餅を食べたものだった。中村煎餅店の定番商品が「菓宴」である(1枚あたり10円程度)

菓宴

現亭主曰く「通称:橋(はし)」とのこと。所謂太鼓橋形の薄焼き煎餅で歯の弱った年寄りでも食べられる。軽い味わいがよい。(備後福山藩)十万石煎餅の復活を望むコアなファンは多い。ここの主人も「型さえ譲ってもらえればウチで焼いてもいいんですがねー。なかなかそうは簡単にはいかなくて…」と内情を語ってくれた。

菓宴2

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連休中の商業施設の様子 

2014年05月04日 | 日記
広島県福山市のポートプラザ日化は大勢の人で賑わっていた。お目当ての品をじっくり物色する人、ファストフードコーナーでくつろぐ人などそれなりにお金を使っている。消費の冷え込みを心配する向きが一部にあったが、見る限りでは問題なさそうだ。それにしても寿司関係の充実ぶりには驚く。外食よりも安上がりな中食は相変わらず好調な感じだ。

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