青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

ママでも金

2007年12月16日 22時33分15秒 | 日常
北日本では大雪の便りも聞かれて本格的な冬。雪の便りを聞けば、そろそろ行ってみたくなる冬の北国。一昨年は鳴子、昨年は新潟の松之山なんで、今年も年末年始は北国でと思っている。

と言う訳で本日はディーラーでスタッドレスに履き替え。
去年は全然雪が降らず役に立たなかったスタッドレスだが、今年はエルニーニョがきつかったから結構豪雪になるんじゃねーかと踏んでいるのだが…

先月から始まった80年代女性楽曲(主にアイドル)のようつべ漁りはそろそろ最終局面に到達し、やや落ち着きを見せている。結局、色々見たけどNo.1は河合奈保子で決定した模様(笑)。おめでとうございます。銀は和田加奈子かなあ。石川秀美が惜しくも3位の銅メダル。あと4位が松本典子で、5位の藤井一子は「チェック・ポイント」の一発で入着。一子さん、表情なさ杉なトコロがロボトミーチックでいい。
あ、銀の和田加奈子って歌手は東芝EMIに所属してた人で、相当な歌唱力を持っていたと思うのだが大して売れず「ゴールデン☆ベスト」にも登場しません。「きまぐれ☆オレンジロード」シリーズの主題歌やら挿入歌を歌っていた程度の人なのだが、ただアニメに乗っけるだけじゃあ勿体無いほど非常に艶かしくも透明感のあるいいボーカルなんだよね。誰か音源持ってたらプリーズ(笑)。

まー、それにしても金メダルの河合奈保子。
とりあえずすっかり車の中のヘビロテに定着しているのだが、改めて「しんぐる・これくしょん」はお値打ちだったと思う(笑)。初期はともかく、中期以降の圧倒的な声量に裏打ちされたきれいなビブラート、ひっくり返すファルセットが素晴らしいですね。
バラード・ロック・歌謡曲・アイドル・サンバと多彩な楽曲を歌いつつも、歌唱の基本が取れているのでブレがない。教科書的な歌い方は耳障りが良く、特に長いドライブの中でずーっと聞いてても疲れない。たぶん中森明菜では癖が強すぎて飽きるし、松田聖子だと鼻に付いて退屈になってしまうだろう。

惜しむらくは歌唱力が完成された頃は人気の全盛期を通り過ぎてしまった悲しさがあるのだが、それだけに圧巻な歌唱は後期(Disk2)に集中しているように思います。魅力に気付くのに遅くなる理由は、そんなトコにあるのかもなあ。
林哲司作曲の二選「デビュー」「涙のハリウッド」は高音を引っ張るボーカル&ビブが気持ちいいし、「THROUGH THE WINDOW」はハードロック&シャウトだし、「ハーフムーン・セレナーデ」とか「十六夜物語」とかはこれぞ歌い上げるバラードと言った聞かせて泣かせる曲なんだなこれが。
あ、決してDisk1が悪いと言う訳ではなくて、妙に歌唱に緊張感がある「ラブレター」(どうでもいいがコンセプトに無茶がある日テレ)とか、来生兄弟らしい散文的楽曲の「疑問符」とか、シリアスラブアフェア路線(何じゃそりゃ)の「コントロール」「唇のプライバシー」はともにイントロが印象的で、それぞれ聞かせるいい曲だと思いますよ。あと、最後の20曲目の「ジェラス・トレイン」はテクが要求され過ぎて少なくともアイドルの歌う歌じゃねえなとw

って結局何でもいいじゃんかwと言う突っ込みが聞こえてきそうだが、だからこそ金メダルなんですが、何か?と言う訳で、オーストラリアに住んでるらしい現在44歳二児の母である河合奈保子さん、金メダルおめでとうございます(笑)。
コメント
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