青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

そうだ、実家、帰ろう その2

2013年02月11日 07時06分49秒 | JR(貨物)

(ああ麗しのブロワー音@武蔵野貨物線・稲城付近)

昨日、実家で昼飯をゴチになってから向かったのは武蔵野貨物線。何気に最近カモレマニアになりつつある我が息子を、稲城駅の裏の神社の階段に連れて来た。ここは、ほっとんどトンネル内を走行する武蔵野貨物の数少ない俯瞰ポイントで、ちょっとマニアックな場所です。自宅にいるとさすがに貨物が走るような場所が近所にないのでどーする事も出来ないのだが、実家だとこの場所があるんだよね。一昔前なら南武線を石灰石列車が何本も通ってたんで、貨物列車なんか見るの簡単だったんだけどな~。あのロクヨンに牽かれた赤ホキ編成もそん時は何とも思わなかったけど、一枚くらい写真撮っておけば良かったと単回のロクヨンを眺めつつ今更ながら思うのであります。


時刻は午後4時過ぎ、夕日は傾き始めた稲城の街をEF66(サメ)に連れられたコンテナ貨物が通過して行きます。この高架橋は三沢川の谷と京王線、鶴川街道を跨ぐように架けられていますが、子供の頃は「これ何線??」って不思議でしょうがなかった(笑)。時刻表の路線図には載ってなかったからねえ。この辺の三沢川、ザリガニ捕りによく来たなあ。


土休日とは言え、武蔵野筋ですからそれなりの本数を子供に見せてやれると思ったのだが、さっきのサメからパタッと貨物が来なくなってしまった。子供のためにカモジを買うべきか…でもあれ高けえんだよなあ(笑)。夕日は多摩の横山に落ち、寒くなって来た。飽きる子供を励ましながらホットコーヒーを飲んでいたらようやく登場したカモレはブルサン+ENEOSタキに、コンテナもくっついた混成編成。そんなに貨物詳しくないけど、タキって基本的に専貨で走るもんなんじゃないんでしたっけ?根岸の油槽所への返空に、本牧ふ頭行きのコンテナでもぶら下げてんのかな?


感覚的に、首都圏に限っては貨物ってのは一本来たら立て続けに来る傾向があるような気がします。たぶん電車のスジが多少空いてる時間帯に、まとめて貨物のスジを入れてるからなんでしょうね。そんな読みもあって待っていたら、5分後にロクゴPFに牽引されたコンテナ貨物が通過。2~3年前には新鶴見あたりに行けばゴロゴロしてたPFも、すっかり桃太郎に取って代わられて数を減らしてますねえ。乗務員扉が黄色の岡山色ですが、最近JRFのロクゴPFはみんな新鶴見に集中所属になってるんだって。この列車は東タに向かうのかな。


調子に乗って粘ってたら、10分後に桃太郎に牽かれた日本オイルターミナルの青タキカモレが。石油専貨は日石系の日本石油輸送(JOT)が緑タキ、JRF系の日本オイルターミナルが青タキを使ってますけど、神奈川に住んでると根岸の日石油槽所へ行く緑タキを見る機会が多いから青タキを見るのは久し振り。東北・高崎線系統に良く走ってるイメージがありますね。基本的に土日は休みになる事が多い石油専貨も、この冬の寒さでは土日も休まずフル回転のようです。

このポイントはお寺に囲まれて桜の木が植わってますんで、桜の時期に来るのもいいかもしれませんね。
コメント
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