青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

覚悟は出来ていない

2013年02月16日 23時00分00秒 | 小田急電鉄

(どうなる?はこね@座間~海老名間)

もうすぐあの大震災から2年になりますけれども、あれからずーっと日本中で規模に関係なく地震は頻発しているし、今週も小惑星が近付いて(ロシアだけど)隕石が落っこって来たりと何だか天変地異に関しては間断なく続いているなあと言うのが実感でもあります。最近になって、どうも「箱根カルデラの活動が活発化している(神奈川県温泉地学研究所)」なんて話も出ておりまして、ここがどうにかなっちゃうとさすがに我が家に直接の影響が出るのは間違いなくひそかにガクブルしているのではありますが。なんせウチから普通に見えるからなあ、箱根の山。
富士山大噴火!とかは週刊誌が書きたてたりしてますけど、箱根山のこんな動きに関しては一応気象庁も発表しているようなのですが、あまり誰も報道しないと言うか触れられてませんよね。そもそも箱根自体が大きな外輪山に囲まれたカルデラの中にあって、昔は富士山よりも大きい山だったと言うのは神奈川県民なら箱根の林間学校に行った時大涌谷の自然科学センターで学ぶ事です(笑)。んで、その大きな山が山ごと噴火で吹っ飛んで、その吹っ飛んだ跡地がカルデラ化し、そしてその中でもう一回だか何回だか知らないけど噴火が起こって駒ケ岳やら神山やらが出来たと言われてますね(その後の研究によって今では諸説あるようなんで、詳しくはウィキって下さいって感じですが)。仙石原だとか強羅だとか、平たく言えば火山の噴火口の中に住んでいるようなものなんで、箱根のリスクは長い年月で見れば相当高い。ただ、数万年単位と言う箱根の地殻の動きの中でその顕在するリスクをどう見るか…と言う点なんですけど、それを言っちゃあ日本のどこにも住めんがね!と突っ込まれてしまいそうでもあり。


まあ先月大雪の中そんな箱根にノホホンと行って来た我々家族なんでありますが、大涌谷の噴煙も当たり前ですが観光客のためのアトラクションではなく、「生きた活火山」たるまぎれもない証拠。まあ誤解のないように触れておくと、この程度の火山活動自体は箱根ではそう珍しい事ではなく、2008~2009年にも気象庁の噴火警戒レベルが上がる程度の事象は発生しておりまして、温地研のHPの言葉を借りれば現状は「引き続き注意深く監視を継続」する程度ではあると思われますが…あの震災の後ですからねえ。何が起こっても変じゃない そんな時代さ、覚悟は出来てるって感じですか。いや、覚悟は出来てないんで出来ればカンベンして欲しいんだけどさw


もしなんかあったら、モハ1型の安否はどうなるのでしょうか…
三線軌条取っ払っちゃったから、入生田までしか逃げられないしねえw(そういう問題か)。
コメント
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