青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。写真はおおめ、文章はこいめ、コメントはすくなめ。

凸撃冬の四日市DD祭り その6

2014年02月08日 06時30分06秒 | 関西本線

(JR東海の金太郎飴@313系)

末広橋梁で2回、四日市駅の周辺で2回、クオリティはともかく(?)カット数は稼げたので、DD51の原色重連さまのお姿を堪能した後は少し四日市界隈から離れ、関西本線の中でも特に貨物列車の密度が高い富田~四日市間でどこか撮れるところはないかしら?と言う事でロケハンしつつ撮り進めて行くことに。富田の駅裏にある某大型ショッピングセンターに失礼して、ここからは徒歩鉄。JR東海管内で架線が走っていればほぼ凡てコイツがやって来ると言っても過言ではない313系、関西本線も例外ではありません。今でもどんどん増産しているみたいで、車内の近郊型の普通車を1車種で統一しそうな勢い。乗ってみるとそのスピード感やハイスペックなしつらえになるほど、と思わなくもないのだが、基本的に車種統一による効率化最優先のJR東海の考え方と言うものを趣味人としては良しとしない(笑)。新幹線はN700、在来線は313系、極端に言えばそれ以外いりませんって感じなんだものw

 

富田の街を関西本線沿いにクネクネと歩きながら、踏切と言う踏切で撮れるかな?とアングルを考えてみるのだが、なかなかいいところがない。何のアングルも見つからないまま富田浜駅。ちょっとくたびれて来たが、そろそろどっかで撮る場所見つけておかないとさっきの原色DDの返しが来るような気がして、気ばかり焦る。夜通し運転して、レンタサイクルも漕ぎ、テンションが上がっているうちは良かったけど、この辺りから普段怠けているアタクシの足腰がだんだん悲鳴を上げて来た(笑)。色々と体力の限界ッ!なのだが、それでも線路を跨ぐ陸橋があれば登ってみたり。この執念、「仕事の時になぜ出来ないのか」と言われそうだがw
結局、アングルを探し続けたあげく午前中に来てスカだった海蔵川の築堤へ出てしまった。
富田駅から約3km、1時間。もうヘトヘト。

 

田んぼのあぜにリュックサックと三脚を投げ出しとりあえず一息付く。一応ロケハンしながらつぶさに線路は見てたんで、まだ原色のDD貨物は行ってないと思うんだけど、ここまでのgdgdっぷりから考えると流れが悪い。ひょっとしたら何かの隙にもう通過してしまったのかもしれない。午後遅くになってすっかり曇りベースになってしまった四日市界隈、光線も弱くおまけに上り線側は車体横にケーブルが走っていて決して満足の行くアングルではないのだが致し方なし。とりあえず15時便の返空セメント列車が富田へ向けて戻って行く時間ではあるので、こっからジタバタ動いてもあまり良いことはなさそうだし…と思っていたら、セメント便の前走りで原色DDがやって来た。光はないし、タキも11両とやや寂しいのだが「原色のDD51の走行写真」が撮れた事をひとまず喜ぶべきなのかもしれないですね(笑)。


何とか原色DDを捕まえたんで、とりあえずクルマを置いてある富田まで戻ろう。さすがにここから歩いて戻るのは辛いので、スマホで調べたところ一番近いのが近鉄名古屋線の阿倉川駅。それでもここから1.5km程度はあるようだが、また3km歩くよりマシだし…しかしずーっと歩き詰めですが、富田界隈ってのは何だかレトロな街ですね。旧街道の宿場町的にやたら趣のある裏路地と建物があって、街だけを歩いても面白そうな感じがしましたが。

  

帰りがけの駄賃と言う訳ではないですが、阿倉川駅の近くで近鉄特急を何枚か。ここは羽津城と言う小さな城跡の下を名古屋線がくぐり抜けて行く、割と近鉄ファンには知られたスポットだそうです。ってさっきスマホで「近鉄 阿倉川 撮影地」とググってみただけなんだけど(笑)。スマホって便利だね。15分でクマンバチみたいなACE、伊勢志摩ライナーの赤、そしてアーバンライナーPlusをテキトーに。「しまかぜ」とか来ないかなあとかヨコシマな思いもありましたが来るわけないっつーの(笑)。アタクシ関東では特急車の種類が比較的多い私鉄の沿線に住んでおりますけども、さすがに近鉄サンにはかないまへんわあ、と言った感じですね。実際、近鉄の特急車って何種類あるんでしょうか?


阿倉川から普通電車に乗って近鉄富田まで戻る。やって来たのは馬蹄形の尾灯がいかにも近鉄らしいお顔をした1000型。地元の方々にはありふれた顔なんでしょうけど、ヨソモンにはこんな車両が嬉しいものです。車内は部活帰りの朝明高校サッカー部の生徒で満員でした。高校があるのは三岐鉄道線の保々駅らしいので、こっからお乗り換えですね。保々が最寄駅って事は、毎日三岐のセメント貨物見れていいなあ(違)。

いや~、夕方を迎えて相当疲れているのだが、最後の元気を振り絞って続く。
コメント
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