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(もっとずっと、そばにいたかった@長野駅)
ネタがないのをいいことに、完全放置プレイになってしまったこのブログ。1ヶ月以上何にもしてないでバナー広告とか出て来ても困るので、ちょっくら一泊二日で信州まで行って来ました。春はお別れの季節です、みんな旅立って行くんですと歌われるように、この時期はダイヤ改正と同時に去り行く者への慈しみを込めた餞(人によってはそれを「葬式鉄」と申します)が各地で行われるのが恒例となっておるのですが、まあ今回の遠征もそういう色彩が強くなっていることをまずは平にご容赦いただきたく。
今回のダイヤ改正のトピックスはやっぱり北陸新幹線の長野~金沢間開通でしょうか。北陸新時代の到来を告げる華々しい新幹線の開通と同時に、並行する路線は例によって第三セクターと言う名の切り離しが行われます。かつては高崎から碓氷峠を越え、佐久と善光寺平を通り直江津に抜けていた信越本線も、長野新幹線の開通と同時に碓氷峠の鉄路を閉ざされ、軽井沢~篠ノ井間はしなの鉄道と言う三セクに移管されました。そして今回、金沢延伸に伴って長野~妙高高原間が再び「北しなの線」としてしな鉄へ移管され、妙高高原~直江津間は「えちごトキめき鉄道」と言う○○な名前の新潟県を母体とする新会社へ移管されることになります。
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かつては上野から直江津までを「特急あさま」として運行し、信越本線のエースとして羽ばたいていた国鉄特急型車両189系。「横軽対策」と言われる碓氷峠を通過するための特殊装備を持った「末尾9」のエースには、碓氷峠を閉ざされた後、長野~直江津の間の都市間輸送列車である「妙高号」として僅かに活躍の場が残されました。しかしながら、新幹線の延伸に伴い、この3月で「妙高号」は廃止。定期列車として毎日その姿を見る事が出来るのも、3月13日までとなりました。
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長野駅で並ぶE7系と189系。世の移ろいは必然なれど、威風堂々と北陸へ新風を吹き込むE7系と、褪せた塗装と汚れに長年の労苦が滲む189系のなんと対照的なことか。189系の離脱とともに、信濃路から信越本線が消える春。今回は、そんな189系の姿を追って信越本線を辿ってみました。