青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

母なる山の麓で

2017年06月03日 23時00分00秒 | 小田急電鉄

(表丹沢を映して@善波川土手)

来週あたりは関東地方も梅雨入りしてしまうそうなんで、この土日は最後の晴れ間くらいの意気込みで出掛けたほうがいいよと言う天気予報のお姉さんの言葉をまともに受け取って週末は朝からイセツル。いつもの鈴川土手ではなく善波川側の土手にある田んぼで水鏡チャレンジ。朝から突き刺すような太陽光線に青葉が輝いて、若苗の植わった田んぼには静かに表丹沢の嶺が映るのであります。


東北とか信州方面はそれこそGWに田植えをやっちゃうけど、南関東の特にこの辺り(伊勢原周辺)は田植えの時期が5月の終わりから下手すりゃ6月になってやっとこ植えるような感じで非常に遅いですね。日本でも有数の遅さなんではなかろうか。気候の関係か植える品種の関係か分かりませんけど、と言う訳でなかなかいい天気と絡みにくい相模の国の水鏡なのであります。


ポコッと三角形の山頂が特徴的な表丹沢の主峰・大山。平塚から相模原あたりの見通しの良い場所ならだいたい見える、相州住まいの我々にとってはもはや母なる山でもあります。たいたい雲をかぶっている山なんですが、こんだけくっきり稜線を見せるのは久々かもしれないなあ。回送で通過した新型EXE、小田原発のさがみの送り込みなんでしょうか。


本チャンのはこね81号。通過直前に風がサァァ~っと吹き抜けて水鏡崩れる…ぐぬぬ。日射しが強くて朝から急激に気温が上がる気象条件だと吹いてしまいますねえ。それでも踏切が鳴る直前まではまあまあ止まってたんだよね。もう被害妄想レベルで考えると大山の神様あたりが風を吹かしているものと思われる(笑)。


それでも背景の濃い緑をバックにして、オレンジバーミリオンの車体が映えます。今シーズンの水鏡はもうチャンスないかもしれないけど、季節ごとにLSEのラストシーズンだと思うと…ねえ。どっかで何とか回収したいなあと思うんですけどねえ…
コメント
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