青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

山笑う春なのに

2020年04月25日 09時00分00秒 | 小田急電鉄

(柔らかに山青める春@渋沢~新松田間 平成27年4月)

「緊急事態宣言」が出てからというもの、職場の勤務体系も大幅に変更されてしまったので、かえって疲れが溜まります。ウイルスに対しては究極的に「人との接触を避ける」ということが最高にて最良の対策と言えど、この2~3か月、未知のウイルスによってあっという間に人間の築いた文明社会が破壊されていく様を見るようで、やるせない思いしかありません。今年の流行語大賞には間違いなく入って来るように思う「ソーシャル・ディスタンシング」という言葉。そんな言葉を意識しなくても、こんな場所に来る人はほぼいなかった渋沢7号の春。四十八瀬の山笑うこの時期、窓にいっぱいの新緑を映してLSEが通過して行きます。

ちなみに、今年のGW(5/2~6)については、小田急も特急列車の全休が決定しました。まあ、週末のロマンスカーとか、この1ヶ月くらいは悲しくなるくらい客が乗ってなかったからね・・・動かすだけ経費のムダだなあと思ってはいました。早く車内にいっぱいの乗客の笑顔が戻る事を願って、月並みな自衛しか出来ませんが、皆様、ご安全に。

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