(初冬の山肌@宮ノ越~藪原間)
伊奈川で撮影した6883レは須原駅で30分程度の退避停車を行うため、その時間を使って塩尻方面へ追走を開始します。紅葉の良さげな場所…と思ったものの、標高を上げるに連れて山肌の木々は葉を落として初冬の様相。これ以上標高を上げてもあんまりいい事なさそうなので、宮ノ越の先にある向吉田のポイントで列車を待つ事にしました。
予報では今日は天気が回復するとは言ってたけど、予想以上の天候回復である。寒いかと思って着込んで来たのだけど、暑いくらいでした。風に乗ってハラハラと山から落ち葉が降って来る中を待っていると、ピイッというホイッスルの音が聞こえて、6883レが登場…したのですが。
えっ。
え~。
まさかの本命切り位置でワイドビューしなのにカブられるという(笑)。確かに複線区間だからカブられても文句は言えないんだけど、都会の高頻度運転の路線ならともかくダイヤ的にはスッカスカであろう中央西線でカブられるとは…自分の運の悪さを呪うしかない。
サブのカメラで今一度。結局しっかりと自分の目の前でカブったので、サブカメのドタバタ構図でもワイドビューしなのは抜けてくれませんでした。そもそもブッシュがカマにかかってしまっている時点でお察しと言う感じなのだが…空の色は青くて、山肌もまあ紅葉は終わってしまったけど初冬と言う感じで良かったんですけどねえ。
呆然と通過して行った列車を見送ったアタクシ。線路に積もった落ち葉がワイドビューと貨物列車の風圧で舞い上がって、音を立てて枯葉のシャワーが頭の上に降って来た。これは傍若無人に木曽路を駆け回る撮り鉄に対する木曽の山の神からの洗礼か!なんて思うと、もう笑うしかないw
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