青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

積もり積もって

2009年02月20日 22時40分37秒 | 日常
何気なくこのブログのアクセス解析なんかを見てて気付いたのだが、いつの間にかここでうpした画像が3,000枚を超えていました。
現在3,006枚。
始めて約4年強にしては多いのかねえ。
まあ、何にせよここに画像をうpしつつツラツラと文章を刻んでいくのはいい気晴らしではある。
基本的にはどこ行きました→写真レポと言うのの繰り返しですけどw

思えば、結構みんなブログとか日記とか付けていたと思うのだが、更新する人止める人色々だ。
止めるとその人が何をしてるのか分からないのでなるべく止めては欲しくないんですけどねw
一応ここを地道に続けている理由の一つに、別に会ってなくてもここを見てくれてれば、何となく今の自分がどんな感じなのか分かって貰えるでしょう、と言う事もある。メールいらずの近況報告みたいなものだからね。

基本的にはさみしがり屋なんでw
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齟齬を楽しむ

2009年02月18日 22時58分31秒 | 日常
今日の夕食はお好み焼きでありました。
いや、買ったキャベツが余ってたからなんだけれども。

私の実家では、夕飯としてお好み焼きが出ると言うのは別に珍しくはない。
しかし、ヨメさんの実家では「お好み焼き=軽食orおやつ」と言う認識であったらしく、「夕飯にお好み焼き」って事自体が意外だったそうな。

…まあ、別にそれで喧嘩をしたとか言う話でもないんだけれども、一緒に暮らすと言う事で改めて見えて来るのがお互いのそれまでの暮らしぶり。
人によっちゃあそう言う些細な事で大喧嘩に発展する人もいるらしいし…
特に「食」の部分ってものすごくこだわりが出ません?目玉焼きに何をかけるかで揉めたり、ナスの味噌汁は死んでも嫌な亭主に嫁さんがナスの味噌汁を出して大喧嘩とかさ(笑)。あ、ちなみに自分は目玉焼きが出てきたら普通に醤油をかけますねえ。塩だとなんか物足らない。ご飯のおかずにならないし。ナスの味噌汁は…まあ出て来たら飲むけど、どっちかと言えば揚げナスとかにして欲しいかな。

ちなみに嫁さんは味噌汁に柚子胡椒を入れる。私は生まれてこの方そんな事はした事はないのだが、ピリッとして美味しいらしい。試してみたら、普通の味噌汁のややもすると平凡な味わいにアクセントが出て悪くない。この点に関しては、味覚に関しては鷹揚な方で良かった(笑)。オヤジがいい意味で悪食に育ててくれたおかげだw

考えてみればお互い30年近く違う生き方をして来た訳ですからね。
その齟齬を楽しめるくらいの余裕はなきゃいけないんだろうな、とは思う。
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涙酒

2009年02月17日 22時02分56秒 | 日常
中川財務相が辞任、G7後の醜態会見で引責(読売新聞) - goo ニュース

中川(酒)、辞めてしまったのね。
個人的には有能な方だと思っていたので、勿体ないかな。
ま、それにしても山拓とかに「潔くお辞めになられた方が」と言われるのもかわいそうだなw
まさに政治の世界は「お前が言うな」ってのばっかだけど…
そんくらい厚顔無恥でないと政治家なんかやれないのかもしれん。

辞任会見の疲れ果てた顔を見ると、なんだか本当にかわいそうだなと。
ニヒルな顔をしてるけど、本当は繊細な人だったんじゃなかろうか。
お酒の力を借りたくなる時が人より多かった、って事なんだろうなあ。
確かに、世の中には「飲まなきゃいい人なんだけど…」と言う人がおりますが、そう言う人のだいたいが飲まない時はかなり他人に気遣いもあって優しく、はっきり言って小心者に近い人種が多い。日常で他人に気を使いまくって抑圧された部分が、アルコールの力を借りてグワッと宜しくない方向に噴火してしまうんだよなあ。

ま、自分も先週は酒の力を借りて乗り切ったクチなんでw
お酒は楽しく、饒舌になるくらいがちょうどいい。
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旅路、思い新たに ~冬の北東北紀行 その3~

2009年02月14日 11時37分41秒 | 日常

(画像:五能線@ウェスパ椿山~艫作間)

旅に出た時の恒例行事、早朝散歩でのひとコマです(笑)。
五能線を撮るんだったら、こう日本海を入れてバーっとやりたいもんですが…
どうもウェスパ椿山駅周辺には、そう言うポイントはなし。
仕方がないので、「みちのく温泉旅館」の裏のストレートで。
ちなみに、この撮影地の左側に露天風呂がありました。
そう言えば、以前津軽の旅を誘われてお断りしてしまったんすよねえ。
確か泊まりがここだったような。

構図は後ろの風車と展望塔をアクセントにしてみました。
どちらもウェスパ椿山の施設で、スロープカーで登れるんですが…
フロントに聞いたら、「冬季は閉鎖中です」だって。
客が来ないからって閉鎖すんなよ!俺達のために開けろよ!って感じ(笑)。

んで、あっという間に最終日。
ショートな二泊三日の旅だからしょうがないんすけどね。
夜明けのコテージは、なんだか胸騒ぎのするような乱れ雲とともに始まります。
夜半の雨は止んだが、海からの風がとにかく強い…

  

椿山を見下ろす台地の上から海を。
吠える海風、逆巻く波頭。風の轟音が耳をつんざく。
ファインダーを覗いていると、風で立っていられなくなるくらいだ。
尋常ならざる強風の中でも、羽を広げる海鳥たち。
どうどう、ごうごう、どうどう、ごうごう…
悲鳴にも似た風と共に、沖から押し寄せる厚い雲。
ああ、これぞまさに、真冬の日本海。
演歌でやんす。

   

朝の時点ではどうなる事やら、と思った天気。
だが、朝食をレストランに食いに行っている間にいつの間にか穏やかに。
チェックアウトの頃には、すっかり普通のいい天気になってしまった。
晴れ女の念力、すさまじき(笑)。

フロントに鍵を返して、一晩の宿を辞す。
結局ここの人たち、昨日から自分たちのためだけに働いてくれたようなもんだw
レストランの若いボーイさんとか、自分達の夕食&朝食のためだけに出勤したんだろうなあ。
そう思うと、シーズンオフでも、誰かもうちっと泊まってやってくれと思わざるを得ない(笑)。
いいとこですよ。ウェスパ椿山。

10:35発の「リゾートしらかみ1号」にてウェスパ椿山を離れる。
「リゾしら」と言えば、JR東日本の代表的なジョイフルリゾートトレインですね。
前面の鋭いライトによる独特のシャープさが印象的です。
この列車は、五能線は「路線そのものの観光化」と言う新しい切り口をもたらしました。
車両は、キハ40を改造した「青池」「ブナ」「くまげら」の3編成。
今日は一番新しい「くまげら」が来ました。
2010年に新編成が投入され、おそらく一番古い「青池」編成は置き換えの予定だそうだ。

深浦駅にて。
1998年の全国高等学校野球選手権大会青森大会、東奥義塾122-0深浦。
衝撃のスコアを覚えている人も多いかもしれない、あの深浦高校の町です(笑)。

  

ここ深浦から北金ヶ沢付近までの間が、車窓のハイライト。
特に深浦の行合崎海岸から千畳敷辺りにかけてですね。
ただでさえ日本海に沿って走る五能線は、本当に波打ち際まで寄って走る。
海に近い路線は数あれど、ここまで接近して走る路線は他にないでしょうねえ。
鉄道版なぎさドライブウェイって感じだな(笑)。
進行方向左側は、砂かぶり席ならぬ波かぶり席。
「♪窓一杯に 日本海ィ~」
水森かおりの歌ってる事は本当です(笑)。

 

リゾしらのコックピット。
風光明媚な車窓と引き換えに、今でも風や波によってたびたび五能線は寸断される。
昭和48年には、高波によって崩された路盤に蒸気機関車が突っ込み、
機関車もろとも海中に転落すると言う悲惨な事故も発生している。
飛沫による車両の腐食も相当なものだろう。
過酷な風土の中で、か細いレールだけが伸びる。
ぽつんぽつんと漁村集落に駅がある。
海に向かって佇むだけの木造駅舎は、漁師の番屋のようだ。

それにしてもの、コバルトの海。
引いて行く波が、砂浜に波紋を付けて行く。
天気はすっかり回復し、冬の海に似つかわしくないほどの青い渚だ。

鰺ヶ沢から五能線は海を離れ、今度は津軽平野へ出て行く。
水森かおりに代わって、BGMは吉幾三がいいっすかね(笑)。
何となくリンゴの香りと三味線の音が聞こえてきそうだねえ。

と思ったら、本当に津軽三味線の演奏が始まった(笑)。
鰺ヶ沢から五所川原までの20分間、1号車の展望席で地元のおばちゃん二人組が熱演。
ま、上手いかどうかはこの際置いておくとして…w
車窓はほどなく津軽平野の田園風景に変わり、岩木山が見えて来る。

   

五所川原駅で下り列車と交換。
こっから、津軽鉄道でストーブ列車…と言う選択肢もあったんだけど、
この「リゾしら1号」とは接続が悪いので割愛。
それと、乗り鉄三昧なのもバランスが悪いと思ってw
板柳付近からは、右手にいよいよ岩木山が広大な雪原の向こうにそびえ立つ。
左手のリンゴ畑の向こうは八甲田だ。
少し霞んではいるが、それでも本当にいい天気に恵まれた。

川部駅で、弘前に向かって方向転換。
「リゾしら」は、直接青森には向かわず川部~弘前間を一往復する。
そのため、時刻表上だと青森行きの1号が何故か奥羽本線の下り(秋田方)に一瞬現れ、
弘前ですぐに消えてしまうと言う珍表記になったりするんですね。

弘前駅に到着し、ここで「リゾしら」の旅は終了。
青森二番目の都市弘前の玄関口である弘前駅、立派です。
なんか物凄い大都会に戻ってきた気分。

市内の100円循環バスに乗って、弘前公園に行ってみる。
津軽氏の築城した弘前城は、春は桜の名所として100万人以上の観光客が訪れる。
今は雪に覆われて静かな佇まいだ。
園内の桜の数たるや凄いもので、満開を想像すればそれは見事なものだろう事は容易に想像が付く。
枝ぶりの良いしだれ桜、あと2ヶ月半後を楽しみに…って感じかな。

 

実際ここは桜で人の来る場所なんで、城としての弘前城は…
う~ん、微妙としかw
もっと立派な天守閣でもあんのかと思ってたぞ。
ま、それでも城址から見る弘前の町と岩木山はすがすがしい景色だ。
下のかまくらは、夜には灯りが入ってライトアップされるそうで。
ちょっとそこまで見ている時間がないのは残念。

   

弘前駅近くのイトーヨーカドーで遅いお昼を済ませ、これから一気に帰りの旅路。
弘前駅の構内では、少ない雪に除雪車が暇そうに寝ていました。
雪国の守り神であった赤ザリガニももうすぐ絶滅の危機らしいので、記録がてらパチリ。
485-3000の弘前16:05発つがる28号八戸行き。
夕暮れの迫った津軽平野を後に、一気に八戸まで参ります。

八戸からは、18:00発はやて28号で一気に東京まで。
行きにあれだけ時間をかけたと言うのに、帰りは弘前から東京まで5時間!
八戸から二戸・盛岡・仙台・大宮・上野・東京しか止まらないんだよね。
あっという間に仙台。福島郡山をトントンと通過し、何となく居眠りしてたら大宮だよ。

いつもの雑踏に戻って来てしまった。
新幹線と言うのは、心の準備体操の時間が少ないw
帰りもあけぼのだったら、じわじわと心が日常に戻る余韻があったんだろうけど。

まあでも、式の準備やら引っ越しやらで自分たちの時間がなかったからねえ。
簡易二泊三日でも色々と楽しめたし、寝台特急にも乗れたし。
プチ新婚旅行とも言えるみちのく二人旅に、嫁さんも満足している様子。
それが企画者としては何よりなんですけどね。
くまげら編成のキーホルダーやら、あけぼのポーチやら、ガラスの皿やら、
結構気に入ってるようだしね。

やっぱどっかに旅に出るってのはいいものですよ。
気張らずに、出来るだけ続けて行きたいものだ、と思いを新たにしているところ。

おわり。

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さいはてにおいでよ ~冬の北東北紀行 その2~

2009年02月13日 12時26分36秒 | 日常

(画像:五能線料金表)

大戸瀬(おおどせ)、風合瀬(かそせ)、驫木(とどろき)、艫作(へなし)。
日本海に沿って走る五能線の駅名には、厳しい気候風土に根ざした地名がある。
それぞれの起源が、強い風の行きかいだったり海鳴りのとどろきだったりするのだろうか。
東能代から川部の全長147.2km、今日はその半分を行きます。

東能代を出発した列車は、5分ほどで能代駅に到着。
予想通りほとんどの高校生がこの駅で降りた。
「バスケの町」を標榜するだけあって、ホームにバスケのゴールがw
能代高校と言えば山Qこと山田久志の出身校でもありますね。
昔はそのイメージの方が強かったかもしんない。

3両編成の列車は、能代駅を出ると米代川を渡る。
次の向能代で、最後尾車両は締切扱いとなってしまった。
一気に閑散とした車内、18きっぷのシーズンじゃないとこんなもんか。
北上するにつれ、車窓右側には白神山地が。

  

秋田県最後の町である八峰町の中心・八森駅。
ここから五能線は鰺ヶ沢までの約80kmを日本海に沿って走る。
カモメが休むその横を、そろそろと走る。
白神山地が日本海に落ち込んだ段丘の上に線路は敷かれており、
ディーゼルカーはエンジンを唸らせ、等高線に沿ってくねくねと右へ左へカーブする。

それにしても、全く雪がない。
こんな冬らしくない北東北は、正直拍子抜けかもしれん(笑)。
こちらの人は雪が少なくてありがたいのかもしれないが…
鉛のようにべたっと重い色の空だけは、冬の日本海らしい。

薄曇りの空から、太陽がのぞいたり隠れたり。
車窓に広がる海岸線と漁村、そして白神山地を遠望。
前ではヨメさんがうつらうつら。自分はカメラをパチリパチリ。

  

東能代から1時間30分、ウェスパ椿山駅に到着。
まだ朝の9時半なんですが、目的地に到着してしまいましたw
もちろんここで降りたのは自分たち二人だけだ。
なんか、取り残された感ありありw

ウェスパ椿山とは、青森県西津軽郡深浦町にある観光施設。
「ふかうら開発」と言う三セクが経営するヨーロッパ風滞在型リゾート…なのだが。

シーズンオフっすよねえ…
活気がないとか何とか言う以前に、人がおらんw
こりゃあ失敗か?と思っても、次の列車は昼まで来ない。
この駅で降りる人は、どっちかと言えば不老ふ死温泉に行く人が多いよね。
不老ふ死の送迎バスも、シーズン外れてるせいか来てないし…
やっちまった感は拭えないのだが、ここで夫として初の失策1を計上する訳にもいかない(笑)。

 

と言う訳で、施設の一番海岸寄りにある展望風呂に行く事に。
昨日は寝台列車の長旅で風呂にも入ってませんでしたんで…
つか、近付いても全く人の気配がなくてどうしようかと思ったのは内緒なw
ここも閉まってたら完全に詰みで失策1確定でした(笑)。

海に面した風呂場からは、日本海が一望出来て気持ちいい。
海岸の温泉だけに、海よりも塩辛い熱めの強塩泉は皮膚にピリピリ。
大事なところの粘膜もピリピリ。
バーデンバーデンの薬草風呂か!w
温泉で1時間、湯あがりは休憩室で1時間。時間はいくらでもあるのだから。

  

たっぷり体力を回復させた後は、施設のレストラン「カミリア」へ。
お昼を前に、ちょこちょこと観光客も集まって来た。
空いているのはいい事だが、あまり誰もいなさすぎるのも不安になるよなw
海を望む雰囲気のいいレストランで昼食。
「カミリア定食」は、深浦牛の陶板焼きにイカの一夜干し、刺身に小鉢が3皿の豪華版。
小鉢でついて来た「つるつるわかめ」がうまい!
わかめをしらたき状に成型加工した製品だが、口当たりのつるつる感が素晴らしい。
なんでも、ここを経営する「ふかうら開発」の主力商品だとか。
土産にいっぱい買っちまったよ!(笑)。

  

食後は園内の「ガラス工房」へ。
この辺り、正直言って今までの一人旅ではなかなか行かないところだと思いますw
時と場合によって、旅の趣向と言う物も変わると言う事でしょう。
青森らしくニンニクのオブジェとかあったりして、ちょっと欲しいかもw

ヨメさんは吹きガラスで一輪挿しの製作体験。
TXの旅番組とかでこう言うのをやってたりしますけど、実際にやるのは初体験。
工房の研修生の人が介助してくれるので、初心者でもやりやすいとは思います。
それでも高温の炉は1,200度あるらしくて、熱いのと目がチカチカするのとで結構大変。

ヨメさんの作品。三日後にウチに届きます(笑)。

 私のほうは「サンドブラスト」と言うガラス工芸の体験を。
シールに起こした絵柄を、研磨用の砂でガラスの表面に吹き付ける。
すりガラスで模様を作ると考えていただければ分かりやすいかと。
吹きガラス体験と比べると、地味な作業ですねえw

んで、これが私の作品。

鉄ヲタ丸出しww
お互い、初めてにしてはそれなりに上手く出来たかとw
ヘッドマークは、サンプルを見た瞬間に閃きました(笑)。
「あっ、今日は寝台特急でいらっしゃったんですねえ!」とか言われてしまった。
正解ですw

   

チェックインの午後3時までの時間で、この施設の名前の由来でもある椿山まで行ってみる。
南北に続く断崖の中、日本海に鼻のように突き出た標高56mの山が椿山。
日本海側の自生ツバキの北限であるらしい。
荒涼としたススキの草原に続く断崖、海鳴りとカモメの叫びにも似た声が何とも最果て感。
いや~、いいっすねえ。
最果て大好きっ子だから、こう言う雰囲気はたまらないw
そう言えば、ちょっと積丹半島の神威岬に似ているな。
右側の断崖の向こうが、艫作崎と不老ふ死温泉になります。

椿山は、ちょっと人の顔のように見えて不気味な感じだ。
頂上まで参道が続いているのだが、風と波にさらされて手すりはボロボロ。
新婚早々滑落しても嫌なんで、途中で引き返して来ましたw

 

今日のお泊まりはコテージ一棟貸し。
そもそもここには、普通の宿泊部屋はありません。
上下2部屋にそれぞれ2つのベッド、バストイレ洗面所台所にリビング。クローゼットが付いている。
バスはもちろん、源泉から温泉が引かれております。
すいません、ちょっと神奈川まで持って帰っていいですか(笑)。

夕方にかけて完全に曇ってしまい、夕日が拝めなかったのが残念。
日本海側でも、とくにこの辺りは夕日がきれいな場所なんだけどねえ。
それでも日没後の青い時間帯に、欧州調の建物群が浮かび上がる様は雰囲気がある。

夕食はコテージで、レストランから運んで来てくれる洋食コース。
これはメインの深浦牛ビーフシチュー。
さすがハウスのビーフシチューの味とは違う(当たり前)w
ポテトグラタンが美味しかった。

計7品のコース料理と、ワインのハーフボトル一本。
それにコテージ一棟貸しが付いて一人10,000円ぽっきり。
こんだけ立派な施設なのに、こんなにお得な内容なのに、今日の泊まりはどうやら我々だけ。
積極的にお勧めしたいんだけどねえ。

…やっぱ、ここはあまりにも遠すぎるって事なんでしょうか?(笑)。
JR東日本は、あけぼのとセットでパックでも売り出せばいいんじゃないの?
五能線活性化を含めて、一考願う。

続く。

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