フロデビュー！

（画像：久し振りの夏の「初花」）

こないだ土用の丑の日に行きたかったんだけど、久し振りに山梨は山梨市の「正徳寺温泉・初花」に行って来ました。暑い夏は山梨のぬるい温泉に限る。いつも自分ばかり出掛けては楽しい思いをしているといつか強烈なしっぺ返しが来そうなので（笑）今日は嫁さんと子供も一緒です。相模湖ＩＣから中央道に乗ろうと思ったら中央道の下り渋滞が相模湖を先頭に稲城まで繋がると言う物凄い事になっており、溢れた車が下道を回ったせいでまず相模湖ＩＣまで辿り着くのが一苦労。結局津久井とか秋山の山道を抜けて上野原ＩＣまでワープせざるを得ず…しかもその途中の山道で嫁さんが「気持ち悪い」とか言ってダウンｗ息子は元気に寝ていたのだが。

　　

小さな子供連れで出掛けるとなるとなかなか大変なのだが、今回は個室休憩を選んでみた。３時間で3,000円。食事処で食事を注文すると滞在時間プラス30分が無料と言う事でまずは昼食。メシを食いながら眺める部屋からの景色はいかにも夏の甲府盆地と言う感じの果樹畑。サルスベリの花咲く庭園と、畑の向こうに見えるベイシアも甲府っぽい（笑）。部屋は６畳だがテレビとエアコンとお茶が完備。昼食を取って先に嫁さんを風呂に行かせ、自分は寝っ転がって智弁VS成田を見つつ子供の相手してたらいつの間にか寝てしまったｗ相変わらず36℃のぬるい湯をあくまで豪快にドバドバと投入する「初花」の風呂は、温泉と言うよりはこの時期「オトナの行水」みたいなもので、源泉口に陣取る近郊近在のじいさんどもはさながら石の裏のダンゴムシのようにじーっと動かず目を閉じている。私も真似して目を閉じてじーっと一時間、週中の疲れと浮世のアカを洗い流して来ました。
ちなみにこのテの施設は乳幼児入浴お断りってケースも多いんだけど、フロントで聞いたら女湯にはベビーバスが用意されており、特にこの温泉は「アトピーやあせもみたいな肌系の疾患に非常に良いのでぜひ入れてあげて下さい」との事なので、今回息子の温泉デビューも無事に済みました（笑）。

部屋で夕方までのんびりした後、帰り道はどうせ中央道も東名も死んでるでしょって事で山中湖から三国峠回りで帰宅。山梨から帰って来るのになぜか小田厚使ってしまったのだが、夕暮れの山中湖から見た富士山の上に広がる雲は何となく秋なのかなあ、と思わせる雰囲気がありました。
そう言えば、今日はもう立秋だからねえ。

くにのあるひと

ここんトコ毎日帰って来たら２２時半を超えているもんだから、こちらの更新も滞りがち。
まあ別段何も書く事はなかったと言うのもさみしいものがあるのだが（笑）。

もうそろそろ世の中もお盆休みのワンブレイク、来週の一週間を夏休みに充当する部下などは、ひと足早くに「来週一週間宜しくお願いしま～す」なんて言って帰って行った。ウチには地方出身者もいるんで、連中に夏休みに何すんのって聞いたら、平凡にも「実家に帰ります」という回答だったのだが、はたと考えて帰るって程の帰る距離もない我が実家に比べ、郷里のある人と言うのは何だか羨ましく感じる私であります。本人に聞いたら「ラブホとレンコン畑しかないっすよ」とか言ってたけど（笑）。どんな田舎だ。

ともあれ部下を休ませるために、引き続き休めない私なのでありました。

出鼻をくじかれた休日

　　

（画像：地元再発見の旅）

今日は朝４時半に家を出て、アクアラインを渡って夏の小湊鉄道でも撮り歩いてみようってんで家を出たんだが、保土ヶ谷バイパスに入って電光掲示板を見たら「アクアライン　川崎浮島ＪＣＴ－木更津金田　事故通行止」とか出ててもう萎え萎え。狩場で引き返して朝５時に帰宅しましたですよ（笑）。家帰ってテレビのニュース見てたら、大型バイクが複数絡んだ事故だったらしく…話によると旧車會の集団走行の挙句のおイタ？みたいな情報もありますが、高速道路での集団走行のバイク連中ほど四輪から見て目障りなものはなく、何をかいわんやと言う感じ。あ、中途半端に車間詰まってる時に猛スピードでアルペン大回転みたいなすり抜けやるクソライダーも相当ウザイですけどね。お前が勝手に死ぬのは構わんが、こっちのリスクも考えろと。
それにしても最近アクアのバイク死亡事故多くないっすか。７月上旬にも同じような事故があって通行止めになってたし。どっちも土曜から日曜にかけての深夜帯、アクアラインはまあ走った事のある人間なら分かると思うけど直線のトンネルですからねえ。一説によると「最高速を狙えるのはアクア」なんて話もあるようですが、あんまり二輪の一部おバカさんのヤンチャが過ぎれば、このまま二輪通行禁止って事になりかねんぞ。

朝７時前には通行止めは解除されたみたいなんだが、もう出鼻くじかれたら再度家を出る気はなくそのまま子供の横で爆睡。ウダウダと蒸し暑い午前中を過ごしていたのだが、午後はちょっとブラリと温泉に入って来た。家から小一時間で行ける温泉地と考えて辿り着いたのは東丹沢は七沢温泉郷。基本ドライブって片道１５０ｋｍくらいは走りたいので、逆に七沢なんか近過ぎて今まで一回も行った事なかったよ（笑）。厚木の市街からちょいと山に向かって走って、田園地帯が切れたあたりの里山にポツンポツンと旅館があるような静かな温泉郷は昭和風に俗化されたままリロードを止めてしまったようないい寂れっぷりでした。何にも予備知識なく入った宿は、８０過ぎた白髪のちんまいおばあちゃんが一人で番をしていた。長野や新潟で本格温泉を満喫して来た体に無色透明無味無臭の温泉はいささかパンチがなく、何となくツルツルするかな～程度の温泉感。これで１０００円は高いか安いか…と言うところだが、だぁれも来ない浴室を貸切で使えたからまあいっか。脱衣所で体を乾かしロビーに出ると、湯上がりにおばあちゃんから声を掛けられて冷えた麦茶サービス。

出鼻をくじかれた休日、一杯の麦茶で目鼻が付きました。