(夏空に 汽笛は響く 大井川@崎平~千頭間 大井川第三橋梁)
まずはちゃんと起きれた事を喜びたい(笑)。昨日の失態を取り返すべく、寝酒もサントリーのプレミアムモルツと奮発し早めの就寝。AM3時に飛び起きて、夜中の東名ひた走り、山越え谷越え川根路へ。えーと、6月に来たから2ヶ月振りか(笑)。大井川詣でも回数を重ねてきたせいか、ロケハンとか撮影ポイントの光線の具合だとかがだんだん頭に入って来たような気がするな。
今日は予告通りに先週の金曜日に全線復旧した井川線の復旧区間(千頭~奥泉間)をじっくりと撮り込んでみたのだが、なんか久し振りに200枚以上も撮ってしまった。と言う訳で井川線の方は写真の整理が付かないので今日のトップを飾るのは本線の「SLかわね路号」。今日は井川線中心でも長島ダムより向こうは行かなかったんで、本線にもちょこっと顔を出す時間があったので…と言うか、やっぱりSLが走ってるのが分かってて撮らないのも勿体ないような気がしたんでね(笑)。SLが来るのを待つ時間ってのは特別ソワソワする。時計を見て、通過時間を想像して、ちょっと遅れてるのか?なんてやきもきして、そうすると遠くの方からポゥ~!と汽笛が聞こえて来て、場合によっちゃあ線路の向こうの空に黒い蒸気が上がって、シュシュシュシュとドラフト音が聞こえて来て、ようやく来たかぁ!とおもむろにシャッターに手をかけて構えるって感じでね。「音」で楽しむプロローグの部分がSLの撮影の良さだと思うのですよ(長いなw)。
月曜日とは言え世間はまだまだお盆休み、どこの観光地も客足が弱いみたいだけどさすがに今日はお客さんもいっぱい。小さなタンク機C11は、牽き切れない7両の客車を従えてガーター橋に躍り出る。おお、今日は次位に青客が入ってて雰囲気がいいですなあ。冷房のない旧型客車は窓全開で、真夏の空気を感じながら窓から手を振るお客さんに手を振り返すのでありました。