青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

ちゃんと起きれた月曜日

2011年08月15日 23時13分15秒 | 大井川鐵道

(夏空に 汽笛は響く 大井川@崎平~千頭間 大井川第三橋梁)

まずはちゃんと起きれた事を喜びたい(笑)。昨日の失態を取り返すべく、寝酒もサントリーのプレミアムモルツと奮発し早めの就寝。AM3時に飛び起きて、夜中の東名ひた走り、山越え谷越え川根路へ。えーと、6月に来たから2ヶ月振りか(笑)。大井川詣でも回数を重ねてきたせいか、ロケハンとか撮影ポイントの光線の具合だとかがだんだん頭に入って来たような気がするな。

今日は予告通りに先週の金曜日に全線復旧した井川線の復旧区間(千頭~奥泉間)をじっくりと撮り込んでみたのだが、なんか久し振りに200枚以上も撮ってしまった。と言う訳で井川線の方は写真の整理が付かないので今日のトップを飾るのは本線の「SLかわね路号」。今日は井川線中心でも長島ダムより向こうは行かなかったんで、本線にもちょこっと顔を出す時間があったので…と言うか、やっぱりSLが走ってるのが分かってて撮らないのも勿体ないような気がしたんでね(笑)。SLが来るのを待つ時間ってのは特別ソワソワする。時計を見て、通過時間を想像して、ちょっと遅れてるのか?なんてやきもきして、そうすると遠くの方からポゥ~!と汽笛が聞こえて来て、場合によっちゃあ線路の向こうの空に黒い蒸気が上がって、シュシュシュシュとドラフト音が聞こえて来て、ようやく来たかぁ!とおもむろにシャッターに手をかけて構えるって感じでね。「音」で楽しむプロローグの部分がSLの撮影の良さだと思うのですよ(長いなw)。

月曜日とは言え世間はまだまだお盆休み、どこの観光地も客足が弱いみたいだけどさすがに今日はお客さんもいっぱい。小さなタンク機C11は、牽き切れない7両の客車を従えてガーター橋に躍り出る。おお、今日は次位に青客が入ってて雰囲気がいいですなあ。冷房のない旧型客車は窓全開で、真夏の空気を感じながら窓から手を振るお客さんに手を振り返すのでありました。
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3年ぶりの夏休み

2011年08月14日 06時12分51秒 | 大井川鐵道

(画像:直ったらしい@H22/11の井川線の土砂崩落現場)

昨日から本当に久し振りの夏休みに入っている。もともとお盆だからと言って平日に休みになる商売でもないのだが、まあ客先が休むからこの時期に夏休みを取る事をダメとは言われないのだけどね。昨年も一昨年も予定していた夏休みを直前にして転勤を言い渡された関係で両方ともパーになっていたので、実質3年ぶりの夏休み。去年度の有休は年度末に一気に消化申請を出したら、有休前の最後の出勤日に東日本大震災があって雲散霧消してしまった。と言う訳で金曜日はまた地震が起こるのではないかとソワソワしながら仕事をしていたのは内緒だ…。

さすがに1週間も休みなので、ちょこっと遠出はするつもり。ちなみに今日は川根両国の土砂崩落から復旧し、全線運転が1年ぶりに再開された大井川鉄道井川線の写真を撮るつもりでいたんですね。休止区間には沢間駅とか土本駅とか雰囲気が素晴らしい駅が残ってて好きな区間だったんですよねえ。ただ、ほとんど利用客のない駅ばっかりだったから、そのまま千頭~奥泉は廃止されてもおかしくないなと思っていたので…今年は災害による路線の運休ばかり話題になる中で、井川線のニュースは嬉しいもの。

だがしかし。
4時に出ようとしたのだが、見事に寝坊してしまって今このブログを書いている(笑)。
いや、目覚ましより早く起きたんだけどまだ早いからいいべ~ってもうひと眠りしてしまったのですよ。
マジで最近朝起きられなくなって来たな。最近なんか色々と体力不足を実感する出来事が続いているのが情けないのだが、隣の部屋で寝ている子供の寝顔を見ると「出かけられなくなってもまあ、いっか」みたいな!どうした俺!

追伸:ハギーさんのパノラマ写真機能が羨ましい今日この頃。
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俺も彼方に連れて行ってよ

2011年08月07日 22時05分26秒 | 日常

昨日は久々に一人で山梨までぶらっと。子供と嫁さんが実家にお帰り遊ばしたせいなのだが、最近夜通しドライブなんかもついぞご無沙汰しているせいか完全に出負け。以前なら喜び勇んで前日の晩あたりから出かけてしまったと思うのだが、出負けが祟り見事に渋滞にハマってしまった。高速1000円も終了したけど、それでも一応夏休みって事なんですかね。1000円じゃなくなったらどうにも高速に乗るのがもったいなく思えて行き帰りとも久々に甲州街道を使ってしまったよ。本陣の残る藤野とか酒饅頭屋の立ち並ぶ上野原、鳥沢駅周辺や笹子の笹一酒造のあたりはバイパスを作る余地もないので未だに旧街道の宿場町的な風情を色濃く残しておりますな。とりあえずどっかで温泉入って帰ればいいというノープランのドライブだったんで、甲府市街の北側に位置する太良峠を攻めてみた。


塩山駅の東側からゆるゆると峠を攻め、ツリマプ曰く「甲府盆地を一望」に嘘偽りなしの太良峠に到着。夏雲に霞む甲府盆地。右奥に釜無川が鈍く光って見える。手前の山は武田一族が山城を構えた要害山で、その山の麓には武田神社があったりする。ちなみにこの峠は塩山側から入ってくるとたいした峠ではないが、武田神社側に降りて行ったら簡易舗装&コンクリート引きのド急坂、極めて路面のグリップが悪くABSが反応しまくりさながら「甲州の暗峠」と言った塩梅か(笑)。


甲府の市街の外れで立ち寄った街道沿いのラーメン屋で週刊漫画を読みながら久し振りに鬼のように不味いチャーハンを食っていたらその不味さを高崎健康大学高崎の校歌が吹き飛ばしてくれた(笑)。ビートゥギャザーで鈴木あみを、WowWowのあたりで内田有紀の「Only You」を思い出した。健大高崎はTKかぶれ。

韮崎旭温泉でひとっ風呂浴びて一時間お昼寝して帰宅。
来週は久々にまともな夏休みが一週間もらえるらしいのだが、子連れの遠征ってまだ聞き分けのない1歳児連れでは公共交通機関はNGだし、なるべく宿も貸切風呂、部屋食がないとダメだし、そもそもその宿に子供連れに理解があるのかを下調べしなければいけないんで、以前みたいに泊まれればおkみたいにはいかない。自分は世間一般に比較すれば旅慣れた方だとは思うのだけど、こと子連れのお出かけに関しては新たな課題が色々あってプランニングもなかなか大変なんですよね(笑)。
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