この土日(9/1~2)、九度山町(和歌山県伊都郡)の実家に帰ってきた。近所に「松山常次郎記念館」が開設されたと聞き、早速訪ねてみた。
故松山常次郎氏は、大正から昭和にかけて活躍した衆議院議員だ。敬虔で清廉なクリスチャンで、普通選挙の実施、婦人参政権の確立、廃娼運動などに取り組み、また1941(昭和16)年にはキリスト教平和使節団を組織して渡米し、日米開戦防止に力を注いだ。
記念館は彼の生家を改築したものだが、私の子供の頃は、ここで本・雑誌や文房具を商っていた。通学の途中にはよくウィンドーをのぞき込み、新しい雑誌(月刊・週刊の少年誌)が入っていないか、チェックしたものだ。コンパス、計算尺、電卓(カシオ・ミニ)など私にとってのハイテク文具は、すべてここで買ってもらった。
5/3のオープニングセレモニーには、長女・平山美知子さんや、その夫で画家の平山郁夫氏らが出席された。今後記念館には平山氏の作品も展示される予定で、現在氏はその1つである「九度山八景」を制作中だという。
※記念館の紹介サイト(九度山町ホームページ)
http://www.town.kudoyama.wakayama.jp/Cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AM02000
記念館の内装は、木材をふんだんに使った素晴らしいものだ。縁側や土蔵の雰囲気も良い。2階に上がると、私の高校時代の先生(美術担当の小沢道治氏)の大作が飾られていて、驚いた。美知子さんのご兄弟なのだ。
この日(9/2)は町民運動会の日だったので、記念館を運営するご当家の関係者ではなく、町の若い職員さんたちが屋内を案内して下さった。畳の香りも新しい部屋でいただいた冷たい麦茶は、とても美味しかった。
町はこの記念館を、近くの真田庵(真田幸村が蟄居していた)などとともに観光施設として整備するという。私が住んでいた頃から町の人口は減少の一途で、過疎化・高齢化が進んでいるが、風光明媚なこの町の振興に、ぜひ頑張っていただきたいものだ。
故松山常次郎氏は、大正から昭和にかけて活躍した衆議院議員だ。敬虔で清廉なクリスチャンで、普通選挙の実施、婦人参政権の確立、廃娼運動などに取り組み、また1941(昭和16)年にはキリスト教平和使節団を組織して渡米し、日米開戦防止に力を注いだ。
記念館は彼の生家を改築したものだが、私の子供の頃は、ここで本・雑誌や文房具を商っていた。通学の途中にはよくウィンドーをのぞき込み、新しい雑誌(月刊・週刊の少年誌)が入っていないか、チェックしたものだ。コンパス、計算尺、電卓(カシオ・ミニ)など私にとってのハイテク文具は、すべてここで買ってもらった。
5/3のオープニングセレモニーには、長女・平山美知子さんや、その夫で画家の平山郁夫氏らが出席された。今後記念館には平山氏の作品も展示される予定で、現在氏はその1つである「九度山八景」を制作中だという。
※記念館の紹介サイト(九度山町ホームページ)
http://www.town.kudoyama.wakayama.jp/Cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AM02000
記念館の内装は、木材をふんだんに使った素晴らしいものだ。縁側や土蔵の雰囲気も良い。2階に上がると、私の高校時代の先生(美術担当の小沢道治氏)の大作が飾られていて、驚いた。美知子さんのご兄弟なのだ。
この日(9/2)は町民運動会の日だったので、記念館を運営するご当家の関係者ではなく、町の若い職員さんたちが屋内を案内して下さった。畳の香りも新しい部屋でいただいた冷たい麦茶は、とても美味しかった。
町はこの記念館を、近くの真田庵(真田幸村が蟄居していた)などとともに観光施設として整備するという。私が住んでいた頃から町の人口は減少の一途で、過疎化・高齢化が進んでいるが、風光明媚なこの町の振興に、ぜひ頑張っていただきたいものだ。