私の職場の慰安旅行(06年度)は「神戸・有馬温泉」だった。
たいてい、金曜夕刻(業務終了後)にあわただしく奈良を出発して遅い宴会、観光は翌日、というパターンだが、今回は3/10(土)~11(日)というゆったりした設定だったので、大いに期待していた。
土曜日は朝から奈良交通の観光バスに乗り、昨年3月にオープンしたばかりの「神戸花鳥園」(ポートアイランド内)に立ち寄り、お昼は南京町。「須磨浦山上遊園」で遊んだ後、夕刻までに「有馬温泉 欽山」に到着した。
この旅館は、一休.comにも登録された「高級料亭旅館」である。旅行代理店の話では「団体予約が可能なうちで、最高の旅館」だそうだ。1泊2食で3~4万円以上するので、個人(家族)ではとても行けない。毎月給料日、職場で集金する旅行積立の賜物である。
※同旅館のホームページ
http://www.kinzan.co.jp/
この旅館は、施設は大きいのに、部屋数はわずか42室に押さえてある。噂の通り、部屋・風呂(金泉+銀泉 露天風呂付)とも最高級、仲居さんたちの「もてなし」も抜群であった。様々に工夫を凝らした懐石風の料理にはお座敷天ぷらまでセットされていて、揚げたてを味わえる。
特に私の気に入ったのが、枕と布団だった。あとでフロントに確かめると、枕は「工房 枕の森」(北九州市)から取り寄せていて、備長炭と楠チップ入り(@2万円)。枕カバーはオーガニック・コットン製(@5千円)。敷布団は、体圧を分散する西川の「快圧敷き布団」(@6万円)だった。ぐっすり眠れたはずである。
※「工房 枕の森」のホームページ
http://www.makurano-mori.com
『レジャー白書 2006』(社会経済生産性本部刊)によれば「旅館は落ち込みが大きいが、部屋数をしぼって手厚いサービスを売りにする高級旅館は引き続き堅調」だそうだ。少子高齢化が進み、また団塊の世代が次々と定年退職を迎えるなか、この路線は支持され続けるだろう。
なお「一休.com」に登録された奈良県内の旅館・ホテルは、奈良ホテル、ホテル日航、月日亭、竹林院、春日ホテルの5か所に過ぎない(和風旅館は後ろの3つだけ)。一方兵庫県内だと、39か所もある。
ゆったりと温泉に浸りながら、奈良観光の将来をしみじみと考えさせられた有馬行きであった。
※写真は3/11(日)に撮影した玄関付近。雨上がりの風情が心にしみる。
たいてい、金曜夕刻(業務終了後)にあわただしく奈良を出発して遅い宴会、観光は翌日、というパターンだが、今回は3/10(土)~11(日)というゆったりした設定だったので、大いに期待していた。
土曜日は朝から奈良交通の観光バスに乗り、昨年3月にオープンしたばかりの「神戸花鳥園」(ポートアイランド内)に立ち寄り、お昼は南京町。「須磨浦山上遊園」で遊んだ後、夕刻までに「有馬温泉 欽山」に到着した。
この旅館は、一休.comにも登録された「高級料亭旅館」である。旅行代理店の話では「団体予約が可能なうちで、最高の旅館」だそうだ。1泊2食で3~4万円以上するので、個人(家族)ではとても行けない。毎月給料日、職場で集金する旅行積立の賜物である。
※同旅館のホームページ
http://www.kinzan.co.jp/
この旅館は、施設は大きいのに、部屋数はわずか42室に押さえてある。噂の通り、部屋・風呂(金泉+銀泉 露天風呂付)とも最高級、仲居さんたちの「もてなし」も抜群であった。様々に工夫を凝らした懐石風の料理にはお座敷天ぷらまでセットされていて、揚げたてを味わえる。
特に私の気に入ったのが、枕と布団だった。あとでフロントに確かめると、枕は「工房 枕の森」(北九州市)から取り寄せていて、備長炭と楠チップ入り(@2万円)。枕カバーはオーガニック・コットン製(@5千円)。敷布団は、体圧を分散する西川の「快圧敷き布団」(@6万円)だった。ぐっすり眠れたはずである。
※「工房 枕の森」のホームページ
http://www.makurano-mori.com
『レジャー白書 2006』(社会経済生産性本部刊)によれば「旅館は落ち込みが大きいが、部屋数をしぼって手厚いサービスを売りにする高級旅館は引き続き堅調」だそうだ。少子高齢化が進み、また団塊の世代が次々と定年退職を迎えるなか、この路線は支持され続けるだろう。
なお「一休.com」に登録された奈良県内の旅館・ホテルは、奈良ホテル、ホテル日航、月日亭、竹林院、春日ホテルの5か所に過ぎない(和風旅館は後ろの3つだけ)。一方兵庫県内だと、39か所もある。
ゆったりと温泉に浸りながら、奈良観光の将来をしみじみと考えさせられた有馬行きであった。
※写真は3/11(日)に撮影した玄関付近。雨上がりの風情が心にしみる。