「木の花は、濃きも淡きも紅梅」(『枕草子』第35段)とある。紅梅は、それまでの白梅に対し、平安時代になって新たに中国から輸入されたものだ。同じ段で後に出てくる梨の花・桐の花も中国渡来の花で、清少納言のハイカラ趣味がうかがえる。
さて写真の紅梅は、大阪天満宮(大阪市北区天神橋)の盆梅だ。今ここで「てんま天神梅まつり」として、梅にまつわる多彩なイベントが催されている。
※天満宮の公式サイト
http://www.tenjinsan.com/
今日(2/18)は午後1時から本殿正面の舞台で「水墨画奉納式」が行われ、大勢の人を集めていた。三味線と和太鼓の演奏に合わせて、大きな台紙に梅の絵を描いていく。
ふと昔、鼻歌を歌いながら切り絵(紙切り)をする芸人をよくテレビで見たことを思い出した。あんな感じで、巧みに巨大墨絵を描いていく。出来上がった作品は、黒い枝に紅い花がよく映える逸品だった。
百畳敷の参集殿では、50鉢以上の大盆梅展が開かれていて(3/12まで)、また今日は古本市の最終日で、境内にたくさんのテントが張られ、学術書からトンデモ本まで、たくさんの古書籍・雑誌が並んでいた。
神社の受付では、たくさんの人がお札を授けてもらっていた。考えてみれば天神さんは学業成就の神さま。今は受験シーズンだから賑わっているのだ。
母親と娘、女子高生のグループなど、ほとんど全員が女性だったのは、女性の方が信心深いゆえか、神頼みの意識が強いゆえかは、定かではない。
さて写真の紅梅は、大阪天満宮(大阪市北区天神橋)の盆梅だ。今ここで「てんま天神梅まつり」として、梅にまつわる多彩なイベントが催されている。
※天満宮の公式サイト
http://www.tenjinsan.com/
今日(2/18)は午後1時から本殿正面の舞台で「水墨画奉納式」が行われ、大勢の人を集めていた。三味線と和太鼓の演奏に合わせて、大きな台紙に梅の絵を描いていく。
ふと昔、鼻歌を歌いながら切り絵(紙切り)をする芸人をよくテレビで見たことを思い出した。あんな感じで、巧みに巨大墨絵を描いていく。出来上がった作品は、黒い枝に紅い花がよく映える逸品だった。
百畳敷の参集殿では、50鉢以上の大盆梅展が開かれていて(3/12まで)、また今日は古本市の最終日で、境内にたくさんのテントが張られ、学術書からトンデモ本まで、たくさんの古書籍・雑誌が並んでいた。
神社の受付では、たくさんの人がお札を授けてもらっていた。考えてみれば天神さんは学業成就の神さま。今は受験シーズンだから賑わっているのだ。
母親と娘、女子高生のグループなど、ほとんど全員が女性だったのは、女性の方が信心深いゆえか、神頼みの意識が強いゆえかは、定かではない。