tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

関西ノムラ資産管理フェア

2006年02月19日 | 日々是雑感
2/17~18、「関西ノムラ資産管理フェア2006」(野村證券主催)が大阪ドームで開かれた。「個人投資家のための日本最大級のマネーイベント!」と銘打ったこの催しは、株式など金融資産への投資に必要な知識の提供や、上場企業のブース展示による情報開示・提供をねらいとしたIRイベントだ。

関西に本社を置く企業を中心に138社が出展、投信会社などの説明コーナーが7つ。それ以外に、リチャード・クー、榊原英資、大前研一、堺屋太一など著名エコノミストの講演会も開かれた。2日間で4万1千人が訪れたという。

写真は、ボウリング場などのアミューズメント施設を展開する(株)ラウンドワンのブース(2/18)。カメラを向けると、ご覧のポーズを取ってくれた。

大前研一の講演も聞いた。テーマは「21世紀をいかに生き抜くか」(2/18 10:00~)。いつもながら歯切れがよくてユーモアたっぷりの話は、面白くてためになる。
特に印象的だったのは「(世界の工場である)中国の次はベトナム、(ITなど先端産業で知られる)インドの次はフィリピン」。というくだりと「トルコは近代産業の基地。イタリアなどのブランド物はほとんどがトルコ製だ」ということ。

労働移民としてドイツで経営と語学を学んだトルコ人たちが、月300ドルという安い労働力を使い、自国で工場経営しているそうだ(イタリアでは原産地表示が求められないので、輸出してもトルコ製とは気づかれない)。

各企業のブースでは、アンケートに答えると美人コンパニオンなどから粗品がもらえるとあって、たくさんの人だかりができていた。大きな布袋持参の主婦や、ホームレス風のおっちゃんが混じっていたのには、たまげたが。

貯蓄から投資への流れの中で、株主優待から分散投資・ネット取引まで楽しみながら学べるこのフェアは、株式初心者にとって有り難いイベントであった。
コメント (2)
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