tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

奈良町座の月例会

2006年11月18日 | 奈良にこだわる
11/16(木)、奈良町(ならまち)の振興に取り組むグループ「奈良町座」の月例会に参加してきた。
※参加申し込み方法:開催日の2日前までに、事務局(奈良オリエント館)宛、電子メールで申し込む(定員は30名程度)
info@creerks.com

奈良町座(もと奈良町倶楽部)は、(社)奈良まちづくりセンターなどとともに長年、奈良町の復興・活性化に取り組んできた団体で、かがりびコンサート(年8回)のサポートや「奈良町わらべ歌フェスタ」への参加などを行っている。
※「まほろば地域づくりネット」の情報
http://www.pref.nara.jp/chiikis/mahoroba/dantai/dantai015.html

毎月16日には例会(午後7時開始・会費は1500円)があり、正式メンバーでない私も知人に誘われ、時々参加させていだいている。たいていは飲み会で終わるのだが、たまには30分ほどの講話もある。

今回「Webによる地域情報の発信」というテーマで、私に講話のリクエストをいただいたので、お話しさせていただいた。幹事さんのご尽力で、いつもより多い20人以上の方が、ほぼ時間通りに集まって下さった。

私は常々、奈良町を含め「奈良発の情報提供が少ないなぁ」と感じていた。奥ゆかしいのかPR下手なのか。JR東海のテレビCM・看板や雑誌「サライ」の奈良特集号など、他府県では熱心に奈良をアピールしてくれているのに。こういう構造があるから「大仏商法」などと悪口を言われるのではないか。

1年前、奈良町にある私の好きなお店を「インターネット新聞」で紹介したことがある。その16か店中、独自のホームページを持っていたのは、わずかに5軒だった(今は4軒に減った)。
※「奈良町の見どころ、食べどころ」
http://www.janjan.jp/area/0511/0511064814/1.php

東大寺や奈良公園にも近く、たくさんの観光客(若い人が多い)が訪れる著名な「むかし町」が、これで良いのだろうか、という疑問を抱いていたので、ホームページやブログ、SNSといったツールを使い、マス媒体に頼らず、私たち自身でできる情報発信方法についてお話ししたというわけだ。

それにしてもこの奈良町座、正式メンバーは30~40人ほどだろうが、忘年会や新年会には驚くほどたくさんの人が集まる。月例会も、よく見ると、たいてい人が入れ替わっている。

今回は奈良町に生まれ芦屋市にお住まいの老婦人や、川上村の村おこしに携わる大学生などと、初めてお会いすることができた、興味深いお話も聞かせていただいた。

結局「地域おこし」を成功させるには、こうした地道な活動の積み重ねしかない。次は「奈良きたまち」。うまく進めば良いのだが。

※転害門ゲートサイドプラザ(ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/b7e8e42b42a00b94c8c25ebe9f078a55

※写真は「ならまち紅屋」さん(手前)と「はり新」さん(05.11.3撮影)。紅屋さんはお店のホームページと店主(女性)のブログをアップされている。このブログは傑作なので、ぜひお読みいただきたい。
※「ホンマのこと言うたるわ~女のつぶやき」
http://naramachibeniya.at.webry.info/
コメント (4)
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