tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

法華寺おりおり(24)錦鯉

2007年07月22日 | 写真
昨日(7/21)、2か月ぶりに法華寺(奈良市法華寺町)を訪ねた。

キキョウやフヨウの写真を撮った後、池の中に張り出した護摩堂(ごまどう)で涼んでいると、たくさんの錦鯉が目についた。

今回の中越沖地震のニュースでは、錦鯉の養殖池をテレビで何度も見たが、錦鯉は約200年前(文化文政時代)、新潟県(長岡市・小千谷市)で、食用として育てていた鯉が突然変異して生まれたのだそうだ。それで、今も新潟では鯉の養殖が盛んなのだ。

それにしても鯉たちは、整然とした群団になって泳ぐ。水族館でイワシの群れを見たことがあるが、ちょうどあんな感じだ。ガマ(蒲)やスイレンの間を器用に縫って泳いでいる。

うまい具合に、お堂の欄干にハチの死骸がへばりついていたので、指先ではねると鯉の群れの中に落ちた。一瞬、群れが騒然となったところを撮ったのがこの写真だ。

一匹がナイスキャッチした後は、すぐに整然とした群れに戻っていた。じめじめした梅雨どきの、何ともすがすがしい鯉の遊泳であった。
コメント (2)
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