tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

外資系ホテル「コートヤード・バイ・マリオット」を初体験

2007年07月29日 | 奈良にこだわる
7/4、奈良市の藤原昭市長は、JR奈良駅前の市有地に、米国系ホテル「コートヤード・バイ・マリオット」を誘致すると発表した。
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/40861.html

開業は、平城遷都1300年事業がスタートする2010年4月。奈良県内への外資系ホテルの進出は初めてだ。
http://www.nikken-times.com/new/1184057615.html

このホテルは地上11階、地下1階(延床面積=約1万7千㎡)、高さは約40m。奈良らしい和のイメージを生かした外観や内装にするそうだ。客室数は297室(31㎡のツインルーム中心)、平均客室単価は1万6000円。
http://www.city.nara.nara.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1183443684047&SiteID=0000000000000&FP=toppage

新聞に載った完成予想図だけではイメージがつかめないので、上京の折(7/27~28の1泊2日)、試しに泊まってみた。予約を入れたのは「コートヤード・バイ・マリオット 東京銀座ホテル」だ。

何でも、マリオットホテルの「コートヤード」ブランド日本第1号店だそうで、旧「銀座東武ホテル・ルネッサンス東京」が本年4月にリニューアルオープンしたものだ。なお「コートヤード」は英語で「中庭」のことで、ビジネス・観光両用のホテル、という意味のようだ。

東京銀座ホテルは、地下鉄東銀座駅から徒歩2分という便利なところにあった。周囲はオフィス街だ。地上11階、地下1階。客室数は197室と、奈良にできるホテルとほぼ同規模だ。披露宴会場や挙式場もある。
http://www.marriott.co.jp/Channels/globalSites/propertyPage/JAPAN/TYOCY

外観は素っ気ないビルだが、ロビーやフロントはやや豪華だ。私は17.8㎡のシングルB(最も安い13.3㎡のシングルAよりやや広い。A料金でBを使用させてくれた)に泊まった。部屋にはミニバーが付いている。朝食付・税サ込で17,656円だった。

写真は朝食時の1階・洋食レストランだ。外国人が多くて驚いた。欧米人のほか、東南アジアや中近東の方が混じる。食事も、見たことのない野菜やドレッシング、珍しい魚料理、オートミールなどが並んでいた。オートミールは初めていただいたが、胃に優しくて美味しいものだ。料理は(パサパサの白ご飯を除けば)十分旨かった。普段は食べないヨーグルトや果物も、たっぷりいただいた。

フロントで聞くと、ビジネス利用の外国人が多いということだが、この朝(土曜日)は外国人観光客の姿がよく目についた。夏休みで来ている人も多いのだろう、家族連れの方もいた。各部屋の新聞受けを眺めてみると、3分の1くらいが英字新聞(ヘラルド・トリビューン紙)だった。

このホテルは、奈良でいうと「ホテル日航奈良」と「ホテルサンルート奈良」のちょうど中間クラスという感じで、特に「高規格・高品質」というものでもない。限られた敷地に多くの部屋を効率よく並べたという感じだ。

マリオット・インターナショナルは、世界で約2800件ものホテルを展開している(70か国・地域。日本では6件ほど)。外国語のホームページも充実しているから、奈良が力を入れるインバウンド(海外からの誘客)には適しているだろう。外国人観光客は、奈良にとって期待のマーケットである。このホテルの海外への情報発信力・集客力に注目したい。
http://www.marriott.co.jp/Channels/globalSites/default.mi?country=JAPAN
コメント (12)
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