tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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ナント・なら応援団、3期生の研修会(2013Topic)

2013年08月02日 | 奈良にこだわる
奈良県下の寺院などで拝観のガイドを行うボランティアグループ「ナント・なら応援団」、このほど3期生を募集したところ、14人が新たに入団した。1期生27人、2期生7人とあわせ、計48人(男性46人・女性2人)の陣容となった。今秋から、「秘宝秘仏特別開帳」を実施している寺院などに派遣され、秘仏の解説などを担当する。今朝の産経新聞奈良版「南都銀行退職者のボランティアガイド 3期生 研修スタート」によると、
※トップ写真は、派遣先寺院の概要を説明する門口誠一さん(同団幹事)

「日本仏教の歴史」を解説する亀田幸英さん(NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」理事)

南都銀行の退職者でつくるボランティアガイドグループ「ナント・なら応援団」に新規加入した3期生対象の研修が、奈良市の同行西大寺銀行クラブでスタートし、参加者はガイドに役立つ歴史の知識などを学んだ。応援団は、平成22年の平城遷都1300年を機に設立された。3年ぶりに新規メンバーを募集したところ、14人が応募。研修には7人が参加した。

ご当地検定「奈良まほろばソムリエ検定」の最上級資格の取得者でつくる「奈良まほろばソムリエの会」で理事を務める2期生、亀田幸英さんが、ガイドに役立つ日本仏教の歴史を講義。参加者は真剣な表情でメモを取るなどした。

3期生は今秋ごろから県内各地の寺院などでガイドを始める。応援団の発案者で、ソムリエの会専務理事の鉄田憲男さんは「知識とともに、観光客をもてなす心も学んでほしい」と話していた。


ユーモアたっぷりにガイドの心構えを話す谷芳次さん

1期生は2009年に募集、2期生は10年に募集し、それぞれ研修を実施した。今回は3年ぶりの募集だ。研修は7/26(金)、8/1(木)、8/9(金)の3日間で、奈良の歴史、仏教や仏像の基礎知識、派遣対象寺院の概要、ガイドの心得などを学ぶ。私も講師の1人で、同団発足の経緯や「奈良まほろばソムリエ検定」のことを話す。

「ナント・なら応援団」は、「説明が分かりやすい」「応対が丁寧」と、とても評判がいい。何しろ銀行の第一線で活躍していた人たちばかりでお客さんとの応対のプロだから、その辺りはよく心得ている。今回の研修でも、先輩ガイドの経験談を聞くことで、知識だけではない「もてなしの心」を学ぶ機会としている。

研修は残すところあと1日だが、秋の派遣まで、研修内容を復習したり、ガイド対象のお寺にお参りするなど、準備を進めていただきたいと思っている。「ナント・なら応援団」の皆さん、秋からのガイド、どうぞよろしくお願いします!
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