tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

久家(奈良市鍋屋町)/おいしい大衆食堂(2)

2017年01月23日 | グルメガイド
シリーズで紹介している「おいしい大衆食堂」、第2回は奈良市のお店である(前回は天理市のさかえ食堂)。近鉄奈良駅から東向北商店街を奈良女子大に向かう。突きあたりを右に曲がったところにあるのが「仕出し料理 久家(ひさや)」(奈良市鍋屋町5番地)だ。





湯脇智子さんから、ここのカツ丼をご推薦いただいた。カツ丼は、テレビでも紹介されたことがある。久家さんは大衆食堂を運営される傍ら、仕出し(ケータリング)もされていて以前、30人分のお料理を配達していただいて宴会を開いたところ、とても評判が良かった。



久家さん考案・製造の「芳飯(ほうはん)弁当」(お寺の料理をイメージした弁当)は、「味わいグランプリ」(県農林部「奈良のうまいものづくり」事業)で、104点の中からベスト9点に選ばれた(私も審査員の1人だった)ほか、「地産地消メニューコンテスト」で近畿農政局長賞も受賞された実力派だ。



まずは湯脇さんご推薦のカツ丼をいただこうと、1月14日(土)にお邪魔した。この日は朝から奈良県立美術館で企画展「祈りの美~清水公照・平山郁夫・杉本健吉…」の開会式があり、そのあとにお邪魔したのだ。



お店に入ると、偶然にも同僚のKさんがカツ丼を食べていた(Kさんも開会式の帰りだった)。私もカツ丼セット(ミニうどん付き750円)を注文。「ウチのN部長に、この店を教えていただきまして…。N部長のご推薦は鉄火巻でした」。おお、鉄火巻が美味しいとは初耳だ、次は鉄火巻にしよう。そのうちカツ丼とうどんが運ばれてきた。お肉は奈良県特産の「ヤマトポーク」だ。



私は常々「カツがドーンと載っているのがカツ丼だ」と申し上げてている。カツがしょぼければ、それはカツ丼ではなく「負け丼」だ。久家さんのカツ丼は、貴重なヤマトポークを惜しげもなく分厚く切っていて、これは大満足だ。味付もいい。うどんは麺もツユも申し分ない関西風。これで税込み750円とは安い!



次は鉄火巻を、と思い月曜日(1/17)に再訪した。うまい具合にこの日のお薦めが、「鉄火巻定食 きつねうどん付き 700円」だった。運ばれてきたのがこれらの写真だ。







鉄火巻は、ほどよくワサビが利き、寿司飯の酢の具合ももっちりとした食感も、とてもいい。新鮮なマグロをたっぷりと使っている。きつねうどんも、とても美味しい。あとでN部長に報告したところ「夏場のマグロ丼も美味しいです」とのこと。これはまた夏にお邪魔しなければ。



今回も、とても美味しいお店を紹介できた。湯脇さん、Kさん、N部長、有り難うございました。このお店も、5段階中☆☆☆☆☆の最高点です!
※食べログは、こちら
コメント (2)
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