tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

中井大和守の仕事&大仏殿再建(第2回文化遺産セミナー)/1月29日(日)開催 無料・申込不要!

2017年01月28日 | お知らせ
明日(1/29)の日曜日、東大寺ミュージアム(東大寺総合文化センター)地下小ホールで「第2回文化遺産セミナー」(奈良市ほか主催)が開かれる。テーマは「中井大和守の仕事・東大寺大仏殿再建」。入場無料・申し込み不要(先着順)である。講演が2本あり、演題は「世界遺産をつくった大工棟梁~大工頭中井大和守の仕事~」(谷直樹氏)と「元禄・宝永期の大仏殿再建」(今西良男氏)である。同イベントのHPによると、

次世代に受け継ぐべき、建築文化遺産と文化的景観を継承するセミナーです。今回は、戦国から江戸時代に徳川家に使え、法隆寺はもとより、江戸城、名古屋城、駿府城、二条城、大坂城、仁和寺、清水寺、東寺、東大寺再建等、当時の国家的建築プロジェクトを担当した京都大工頭の中井大和守は、奈良法隆寺西里村出身の中井正清をはじめとする大工集団の中井家でした。その歴史的検証に加え、元禄・宝永期の東大寺大仏殿再建の技術的内容をクローズアップし、開催いたします。

名 称 文化遺産セミナー「中井大和守の仕事・東大寺大仏殿再建」
日 時 2017年1月29日 受付13:00~ 開始13:30~17:00              
講 師 谷 直樹(大阪くらしの今昔館館長、大阪市立大学名誉教授)、今西良男(東大寺統括技監)
定 員 100名(申込不要・当日先着順)                          
参加費  無料
会 場 東大寺総合文化センター(地下 小ホール)東大寺南大門横
住 所 奈良市水門町100


チラシデータは、こちら(PDF)。ところで中井正清とはどんな人物か。『日本人名大辞典』によると

1565−1619 織豊-江戸時代前期の大工。永禄(えいろく)8年生まれ。中井正吉の子。江戸幕府の初代京都大工頭(だいくがしら)。徳川家康につかえ,畿内(きない),近江(おうみ)6ヵ国の大工・大鋸(おが)支配をゆるされる。おもに幕府の工事を手がけ,伏見城,二条城,江戸城,駿府(すんぷ)城などの造営にたずさわった。元和(げんな)5年1月21日死去。55歳。大和(奈良県)出身。通称は藤右衛門。

奈良県内にある国宝建造物の数は日本一。その裏には、中井正清をはじめとする大工集団「中井家」の存在があったのだ!参加無料・申し込み不要なので、気軽に参加できる。ちょうど翌日は同じ場所で「第7回観光力創造塾」(南都銀行主催)も開催される。

皆さん、ぜひご参加ください!そしてセミナーのあとは「大立山まつり」と同会場で開催される「あったかもんグランプリ」へ足をお運びください!



コメント (2)
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