「入江泰吉記念 奈良市写真美術館」で、お水取り展が始まっている。会期は1/4(土)~3/16(日)まで。すでに鹿鳴人さんのブログに情報がアップされていた。同館のHPによると、
※トップ写真は、同展のサイトから拝借
「十二人目の練行衆」。入江泰吉はそう呼ばれました。練行衆とは、東大寺二月堂の修二会に籠る僧のことで、十一人で構成され法要を行う中心的役割を果たします。修二会は1260年以上もの間、不退の行法として 護り受け継がれ、練行衆は一心に人々の幸せを願い祈ってきました。その修二会はいつしか「お水取り」と呼ばれ、春を呼ぶ行事として人々の生活に欠かせないものとして今日に至ります。
入江泰吉にとってお水取りは幼少のころから親しみ深いものでしたが、大阪時代の20年間は疎遠となっていました。しかし、郷里の奈良に引き揚げた翌年の昭和21年に 再び二月堂の鐘の音を聞いたとき、その音に引かれるようにしてお水取りに参籠したといいます。入江はその日から取材を始め、毎年欠かさず30余年にわたり行法の 一部始終を見つめてきました。練行衆と同じ時間、同じ世界に籠り、同じ心で行法のすべてを記録してきた入江の姿は、もう一人の練行衆に見えたのでしょう。
今回は、奈良時代より連綿と続けられてきた「お水取り」を取り上げます。行法の記録だけにとどまらず、練行衆の日常や行を支える人々の舞台裏までをとらえた 全容を紹介します。
◆観覧時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
◆観覧料 一般500円/高校・大学生200円/小・中学生100円/団体(20名)2割引き
毎週土曜日 小中高校生観覧無料/奈良市在住の70歳以上の方無料/
障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方無料
お水取り展というと、奈良国立博物館の展示がよく知られている。同館のHPによると今年は 2/8(土)~3/16日(日)の開催だそうだ。こちらもあわせてご注目いただきたい。
※トップ写真は、同展のサイトから拝借
「十二人目の練行衆」。入江泰吉はそう呼ばれました。練行衆とは、東大寺二月堂の修二会に籠る僧のことで、十一人で構成され法要を行う中心的役割を果たします。修二会は1260年以上もの間、不退の行法として 護り受け継がれ、練行衆は一心に人々の幸せを願い祈ってきました。その修二会はいつしか「お水取り」と呼ばれ、春を呼ぶ行事として人々の生活に欠かせないものとして今日に至ります。
入江泰吉にとってお水取りは幼少のころから親しみ深いものでしたが、大阪時代の20年間は疎遠となっていました。しかし、郷里の奈良に引き揚げた翌年の昭和21年に 再び二月堂の鐘の音を聞いたとき、その音に引かれるようにしてお水取りに参籠したといいます。入江はその日から取材を始め、毎年欠かさず30余年にわたり行法の 一部始終を見つめてきました。練行衆と同じ時間、同じ世界に籠り、同じ心で行法のすべてを記録してきた入江の姿は、もう一人の練行衆に見えたのでしょう。
今回は、奈良時代より連綿と続けられてきた「お水取り」を取り上げます。行法の記録だけにとどまらず、練行衆の日常や行を支える人々の舞台裏までをとらえた 全容を紹介します。
◆観覧時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
◆観覧料 一般500円/高校・大学生200円/小・中学生100円/団体(20名)2割引き
毎週土曜日 小中高校生観覧無料/奈良市在住の70歳以上の方無料/
障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方無料
お水取り展というと、奈良国立博物館の展示がよく知られている。同館のHPによると今年は 2/8(土)~3/16日(日)の開催だそうだ。こちらもあわせてご注目いただきたい。
> 3日連続で紹介いただきありがとうございます。
> おかげでアクセスしていただく方が増えています。
それは光栄です。鹿鳴人さんは情報が早いので、いつもブログをチェックさせていただいています(記紀万葉ファンタジア第2弾は、逆になりましたが)。これからも、よろしくお願いいたします。