tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

Topic 『チャレンジ奈良検定 出題全問+必勝整理ノート』11/20発売!

2009年11月07日 | 奈良検定
チャレンジ奈良検定 出題全問 必勝整理ノート
毎日新聞奈良支局(編著)
奈良商工会議所(企画協力)

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「奈良まほろばソムリエ検定」受験者に朗報である。『チャレンジ奈良検定 出題全問+必勝整理ノート』という本が発売されるのだ。毎日新聞社の「社告」(11/6付)を全文引用すると、

《「チャレンジ奈良検定」20日発売 過去問題を掲載 コラム、グラフも》《毎日新聞奈良支局編著の「チャレンジ奈良検定 出題全問+必勝整理ノート」(企画協力・奈良商工会議所、発売所・(株)ジェイ・エヌ・エス、B5判、160ページ、税別1200円)が20日、全国の主要書店、アマゾン・ドットコムなどで発売されます》。
http://mainichi.jp/corporate/info/news/20091106ddn012040055000c.html

《奈良商工会議所主催の奈良まほろばソムリエ検定(奈良検定)で3年間に出た問題を一挙掲載。また公式テキストで分類された奈良県8エリアに対応し、自由に書き込みできるノート形式を採用しました。「記者のおすすめ」など毎日新聞記者のコラムも満載。川本武司さん撮影のカラーグラフ「大和路四季折々」は自然の優美さを色鮮やかに表現しています。予約、お買い求めは主要書店かアマゾン・ドットコム、または毎日新聞奈良支局(0742・34・1521)、奈良県内の毎日新聞販売店へ》。

07年10月に、毎日新聞奈良支局編著『チャレンジ奈良検定!練習問題集』(日本教育センター刊 1050円)という問題集が発刊されたが、これはその続編で全面改訂版という位置づけになるのだろうか。過去問の全てに、書き込みできるノートを付けたところが斬新だ。

「必勝整理」といえば、私の「ズバリ!奈良検定2級の要点整理」ともカブってくるが、毎日新聞奈良支局が検定対策として、奈良に関する膨大な項目をどのように整理されたのか、楽しみである。
※ズバリ!奈良検定2級の要点整理【第4回対策】(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/71fa593b91174a1b88f394f5dc2917e5

来年(2010年)1/10の奈良検定の試験日も迫ってきた。11/20の発売だと、残すところ1か月と20日というタイミングだが、早速買い求めて参考にすることにしよう。
※参考:奈良検定の全過去問は、このサイトにも出ている
http://seasonflower.net/NR/index.html
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がんばれ!アマゴくん

2009年11月05日 | 奈良にこだわる
11/3から、待望の「Cu-Cal in Nara」(奈良フードフェスティバル)が始まった。当ブログ常連コメンテーターで、料理研究家のおぜんさんは、初日に島田哲也シェフの「イレール」(シェフズステージ)のランチを賞味され、その様子をブログにアップされている。とても美味しそうだ。
http://blog.goo.ne.jp/ozen1_2006/e/cdebd353c7e1efd2556fcdc9bde5eb31

以前、Cu-Cal関係者の方から「東京の一流シェフが、奈良の食材を褒めておられました。特に野菜とアマゴが素晴らしいと」という話をお聞きした。その話のとおり、先日入手した「Cu-Cal in Nara」のガイドブックを見ると、堀江純一郎シェフ(リストランテ イ・ルンガ)が、奈良の「野菜ですが、小さな農家の方がそれぞれの作り方で作られているので個性があります。その違いを調理するのが楽しい。またアマゴもすぐに調理しましたが、食べた後に残る余韻、甘みも強く長いです」とコメントされていた。

奈良の野菜が美味しいことは、私も以前から当ブログで指摘していた。ならまちだけでも、「粟ならまち店」や「旬彩(しゅんさい)ひより」など、野菜を前面に押し出したお店が評判になっている。
※粟ならまち店(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/ee42679fb5112ad0b1e1c66cdfef264b
※旬彩ひより
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/b878f64ebf6d67cec27b5eb166bfbd55

しかし、アマゴがこんなに評判が良いとは意外だった。10/27付の奈良日日新聞は、「アマゴに光あたる 奈良県のブランド食材へ」という1ページの特集を組んでいた。《大和肉鶏、大和野菜などに次ぐブランド化への期待が高まるアマゴ。奈良県の貴重な水産資源でもある》《関東近辺ではアマゴの入手が容易ではなく、希少価値を見出している》《関東方面からもアマゴの問い合わせが入っており、県漁連を通じてサンプル出荷を行っている》等々とある。堀江シェフの「リストランテ イ・ルンガ」(「夢しるべ風しるべ」内)へは、生きたアマゴを配送しているという。

知人に、新聞記事検索システムを使って調べてもらった。《サケ科のアマゴは海に下らないサツキマスの一種で、主に西南日本の太平洋側や瀬戸内の河川にすむ。神奈川県かの酒匂(さかわ)川が北限とされ、それ以外ではよく似ているが赤い斑点のないヤマメが多い》([食!味な関西]読売新聞大阪夕刊 05.6.23付)。名前は《「甘い(うまい)魚」からきているとの説もある》(同)。

《雑食性ですから、養殖魚でも内臓はきれいに除いてください。“五月ヤマメ、アマゴ”とか“雪代ヤマメ、アマゴ”、秋の“木の葉ヤマメ、アマゴ”と呼んで、それぞれをしゅんとしますが、5月が最も美味しいともいいます。新鮮なのは刺し身。姿ずし。うねり刺しを強火の遠火で塩焼き。中骨を除いて天ぷら。田楽。しぐれ煮。アマゴ飯。甘露煮。南蛮漬け。空揚げ。小売りは1匹200円前後》(「お台所メモ」朝日新聞大阪夕刊 89.3.6付)。

《華麗な魚体に似ず、身は白く、味は淡泊だ。やや甘みがあり、舌にとろける。春のアマゴは、絶品だ》([旬]アマゴ3 毎日新聞中部朝刊 98.3.3付)。《香りのアユ、味のアマゴというのだが。アマゴは生息地域が神奈川県から西に限られる。東京になじみがなければ全国ブランドにならないのか》(同)。

これまでは東京になじみがなく、西日本限定の味だったアマゴだが、この「Cu-Cal in Nara」で広く知っていただき、ぜひ、全国ブランドとして大きく羽ばたいてほしいものである。

※トップ画像は「つり堀亭 にしむら」(広島県廿日市市)のホームページから拝借。
http://members.fch.ne.jp/turibori-tei/
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Topic 「ならまち大冒険」連載開始!

2009年11月03日 | お知らせ
11/1、毎日新聞朝刊の「読んであげて」(BSラジオ面)コーナーに、寮美千子さんの童話「ならまち大冒険」の連載がスタートした(連載期間は1か月間)。連載に先立ち、奈良支局長の山内雅史さんが「支局長からの手紙」欄(10/26付)でこの童話を紹介されていた。
http://mainichi.jp/area/nara/news/20091026ddlk29070222000c.html

《作者は泉鏡花文学賞作家で多彩な才能を発揮されている寮美千子さん(53)です。寮さんは奈良の魅力にひかれて、3年前に首都圏から奈良町に引っ越してきました。お話を聞きながら、その言葉の端々からにじみ出る奈良への深い愛情が、奥の深い物語を生み出したことを実感しました》。

《ほんの少しですが、物語のさわりを紹介します。関東地方に住む小学3年生の男の子の家に、大きな柏の葉っぱのはがきが届きます。そこには、奈良町に住むおじいさんの家が壊されそうになっていることが書かれていました。家は、築150年の町家ですが、雨漏りやすき間風のため、新しい家に建て替えようという話が進んでいたのです。しかし、その家が気に入っていた男の子は、冬休みを利用して一人で奈良町を訪ねます。そして、そこで起こる不思議な出来事を通じて、奈良町の地名の由来や奈良の歴史などにも触れられるものになっています》。

《寮さんは奈良町の魅力について、こんな話をしてくれました。「資本主義的な拝金主義ではなく、『足るを知る』という価値観があり、物質的なものではなく文化的なものに目が向いています。今生きている人たちが面白く、そのネットワークが張り巡らされている。これからあるべき世界があるという意味で、周回遅れのトップランナーと言えるのではないでしょうか」》《奈良に移られた経緯や、奈良町での生活のこともお聞きしましたが、面白すぎてとても書き切れませんので、機会があれば、改めて紹介したいと思います》。

昨日、新聞紙上で第1回(11/1付)と第2回(11/2付)をまとめて拝読したが、いきなり、柏の葉で作られたハガキや不思議な「陰の声」が登場し、期待が高まる。大人でも十分楽しめる童話である。

挿絵の作者は、遷都1300年祭の民間キャラクター「まんとくん」の原作者・クロガネジンザさんである。この童話の雰囲気にピッタリ合った、見事な挿絵だ。当記事のトップ画像は、クロガネさんが童話の広告パンフレット用に描き下ろされたものを、ご本人の承諾を得て掲載させていただいたものである(転載はご遠慮いただきたい)。
※クロガネさんのホームページ
http://www.hi-ho.ne.jp/kuroganejinza/index.html

毎日新聞における「ならまち大冒険」の掲載地域は、
近畿(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)
北陸(富山・石川・福井)
中国(島根・鳥取・岡山・広島)
四国(香川・徳島・高知・愛媛)

また、同新聞のサイトにも掲載されるので、ぜひお読みいただきたい。
http://mainichi.jp/life/edu/yonde/
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行ってきました!四国巡礼2009

2009年11月01日 | 日々是雑感
10/25(日)~29(木)の5日間、念願の四国巡礼を体験した。縁あって、とある講の「四国八十八ヶ所巡拝団」(旅行実施:琴参バス株式会社観光部)に参加させていただいたのだ。第1番札所の霊山寺(りょうぜんじ・徳島県鳴門市)から88番の大窪寺(おおくぼじ・香川県さぬき市)まで、順番にお参りするのを「順打ち」、逆回りするのを「逆打ち」というが、この講ではバスを使い、3年(=年1回×3年)かけて、逆打ちで88か所を回る予定であり、今年はその第2回だった(53番~30番まで。昨年は88番~54番まで回られた)。
※琴参バスのホームページ
http://www.kotosan.co.jp/


子連れのお遍路さん(10/25)。第51番石手寺(いしてじ)

巷(ちまた)では、四国巡礼ブームである。新聞や雑誌は競って特集を組み、家田荘子までが『四国八十八ヵ所つなぎ遍路』 (ベスト新書)という本を出している(「つなぎ遍路」とは、88か所を1回ではなく、小刻みに区切ってお参りすること)。


第52番太山寺(たいさんじ 10/25)

Wikipedia「四国八十八箇所」によると《現代においては、従来の信仰に基づくものや、現世・来世利益を期待する巡礼者も引き続き大勢いるが、1990年代後半からは信仰的な発心よりも、いわゆる自分探し、癒しとしての巡礼者が増えたといわれている。一時期減ったといわれるすべての札所を徒歩で巡礼する歩き遍路も同じころから増えた。また、バックパッカー的な感覚やトレッキングを楽しむ感覚で遍路をする者も増えたといわれている。今治明徳短期大学など、四国の大学・短期大学の中には歩き遍路を自分を見つめなおす機会ととらえ、教育課程に組み込んでいる学校もある。その人数は定かではないが、年間30万人(うち歩き遍路が5000人)ともいわれている》。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%9B%BD%E5%85%AB%E5%8D%81%E5%85%AB%E7%AE%87%E6%89%80


第47番八坂寺(やさかじ 10/26)

Wikipediaでは巡礼の手段を、徒歩、公共交通機関の利用、バスによる団体巡礼、自動車・オートバイの利用、自転車での巡礼、の5つに分けて説明しているが、最も基本的・伝統的なものが徒歩(歩き遍路)である。《伝統的には、四国遍路は「歩き」(歩き遍路と呼ばれる)で、1日30km歩いても約40日を要する。一時期は峠道や山道などの旧来の遍路道も廃れ、幹線道路になった遍路道は車の排気ガスが充満するなど歩き遍路にとってはつらい状況になったが、排気ガス規制や、寺院や地元の人たち、へんろみち保存協力会などによって、遍路道の整備や復興、道しるべの設置などが行なわれ一時期よりは歩きやすくなった。国道55号などの遍路道と幹線道路とが一体化している道や旧来の遍路道では、遍路装束の歩き遍路を目にすることができる。歩き遍路向けに歩き遍路のルートを解説した書籍も何点か販売されている。また、全行程ではないが、いくつかの区間においてハイキングも兼ねたウォークガイド本も出ている》(Wikipedia)。


第47番八坂寺本堂前(10/26)

巡礼の途中では、たくさんの歩き遍路さんに遭遇した。私は今回の巡礼に先立ち(予習として)新書を2冊読んでおいた。辰濃和男著『四国遍路』 (岩波新書)と、月岡祐紀子著『平成娘巡礼記―四国八十八カ所歩きへんろ』 (文春新書)である。いずれも歩き遍路の体験記だ。最初に『四国遍路』を読み、次に、この本に登場する月岡祐紀子さんに興味を覚えて『平成娘巡礼記』を読んだ。

四国遍路 (岩波新書)
辰濃 和男
岩波書店

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辰濃和男(たつの・かずお)氏は元朝日新聞記者・論説委員で、13年間にわたり「天声人語」を担当された。『四国遍路』のカバー裏には《四国八十八カ所。金剛杖を手に、千数百キロをひたすら歩く。土地の人から受ける「お接待」が心にしみる。―人はなぜ四国をめざすのだろうか。いま、ひとりのお遍路として四国路をたどる著者の胸に去来する問いだ。人びとと出あい、自然の厳しさに打たれつつ歩む巡礼行を、達意の文章で綴る連作エッセイ》とある。ある時は哲学的、またある時は文学的な感慨の混じる「重い」巡礼記である。

平成娘巡礼記―四国八十八カ所歩きへんろ (文春新書)
月岡 祐紀子
文藝春秋

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一方、月岡祐紀子(つきおか・ゆきこ)氏は「瞽女(ごぜ)三味線」の奏者で、著書執筆時は24歳だった。『平成娘巡礼記』のカバー裏には《二十四才、東京生まれ、東京育ち。女子大学を出たばかりの若い娘が、ごぜ三味線の継承者として四国八十八カ所、千四百キロの歩きへんろに挑んだ。生理休暇、一万円のお接待、青年僧への恋心、一日に六十キロも歩くおじいさんへんろとの出会いなど、歩いた娘にしか書けない、ユニークな歩きへんろの全記録。いつかは歩きへんろをしたい人のために、必要装備や経費など、本当に役立つコラムも満載です》とある。青年僧にフラれたり、ナンパされかけたりと、涙と笑いの「明るい」巡礼記であった。


第46番浄瑠璃寺(じょうるりじ 10/26)。トップ写真とも

何かと苦労の多い歩き遍路と違い、最も一般的なのが私の参加した「バスによる団体巡礼」である。《昭和40年代からの四国内の道路事情の改善もあり、大型観光バスによるお四国巡りの団体巡礼が企画催行されている。何泊もしながら1回で回り切る本格的なもの、一国参りといって一つの県内を回るもの、原則日帰りで、1回で10か寺程度ずつお参りし、何回かのツアーに参加して結願となる手軽なものなど、さまざまである。地元の会社が主催する四国発着の団体巡礼もあるが、大手ツアー会社が主催する関西や中国地方からの団体巡礼も多く、近年では関東などからの団体巡礼も増えている。団体巡礼では本堂や大師堂での読経は先達や僧侶が先導してくれ、納経帳に判を貰うのは添乗員が代行してやってくれる。このようなツアー会社やバス会社主催の団体巡礼以外にも、札所や寺院、各地の参拝団(講)が主催する団体巡礼もある。小規模な団体や大型バスが通行できない札所への参拝は、マイクロバスやジャンボタクシー等も利用される》(Wikipedia)。


名前の通り岩山の上にある第45番岩屋寺(いわやじ)。写真は帰り道(10/26)

旅行社に直接申し込む手軽なツアーも多く、私は途中で読売旅行の団体バスに遭遇した。ネットで検索すると《【読売旅行】四国遍路八十八ヶ所と高野山御礼参り(250,000~260,000円)13日間 【関東 東京】 東京発 (利用交通機関:飛行機)四国八十八ヶ所巡礼とは 今から約1,200年前、弘法大師が42歳のときに人々に災難を除くために開いた霊場が四国霊場です。後に高弟が遍歴したのが霊場巡りの始まりと伝えられています。人間には煩悩が88あり、霊場を八十八ヶ所巡ることによって煩悩が消え、願いがかなうと言われてます。添乗員は同行しない場合がありますが、先達(乗務員兼務)がご案内をさせて頂きます》。



さて、四国巡礼で大変なのが準備である。白衣、金剛杖(こんごうづえ)、輪袈裟(わげさ)、念珠、菅笠(すげがさ)または白い帽子、納め札、納経帳、賽銭、ろうそく・線香・ライター、巡拝パック(ろうそくや線香をしまうカバン)など、たくさんの準備物が必要だ。私の場合は講にお願いしたが、ネットや通販などで取り寄せることができる。四国霊場近くの土産物店の店頭にもたくさん並んでいた。


とても便利な巡礼パック(=巡礼セット 10/26)

納め札は、お願いする人数分(私の場合は家族5人分=1組5枚)のお札にそれぞれの名前とお願いごとを書き(家内に書いてもらった)、それを巡礼するお寺の数の2倍(本堂と大師堂の2か所にお参りするため)と予備(5~6組)を用意する。これだけでも相当の労力である。賽銭もスッと出せるよう、あらかじめお寺の数の2倍分の小袋に詰めた。線香も3本ずつセットして、端をセロハンテープで止め、それをお寺の数の2倍分用意した。


菅笠(大)1300円、カバー400円(10/26)

このほか服装として、白いトレパン・トレシャツ・Tシャツ・スポーツソックス、白い運動靴などをスポーツ用品店などで購入しておかなければならない。経本は、現地のお寺で販売されていたものを、導師のT氏に教えていただいて購入した。『奉納 四国八十八ヶ所』というタイトルで、88か寺のご本尊真言、般若心経、光明真言などが書かれていて、とても重宝した。



私たちがお参りしたのは、以下の25か寺(24の札所+別格1)である。参拝順に列挙すると

10/25(日)
53番札所 圓明寺(えんみょうじ)真言宗智山派 ご本尊 阿弥陀如来(愛媛県松山市)
52  太山寺(たいさんじ)真言宗智山派 十一面観世音菩薩 (同)
51  石手寺(いしてじ)真言宗豊山派 薬師如来(同)

10/26(月)
50  繁多寺(はんたじ)真言宗豊山派 薬師如来(同)
49  浄土寺(じょうどじ)真言宗豊山派 釈迦如来(同)
48  西林寺(さいりんじ)真言宗豊山派 十一面観世音菩薩(同)
47  八坂寺(やさかじ)真言宗醍醐派 阿弥陀如来(同)
46  浄瑠璃寺(じょうるりじ)真言宗豊山派 薬師如来(同)
45  岩屋寺(いわやじ)真言宗豊山派 不動明王(愛媛県上浮穴郡久万高原町)
44  大寶寺(たいほうじ)真言宗豊山派 十一面観世音菩薩(同)


江戸時代の納経帳(中央手前 10/26)

10/27(火)
別格8 十夜ヶ橋 永徳寺(とよがはし・えいとくじ)真言宗御室派 弥勒菩薩(愛媛県大洲市)
43  明石寺(めいせきじ)天台寺門宗 千手観世音菩薩(愛媛県西予市)
42  佛木寺(ぶつもくじ)真言宗御室派 大日如来(愛媛県宇和島市)
41  龍光寺(りゅうこうじ)真言宗御室派 十一面観世音菩薩(同)
40  観自在寺(かんじざいじ)真言宗大覚寺派 薬師如来(愛媛県南宇和郡愛南町)
39  延光寺(えんこうじ)真言宗智山派 薬師如来(高知県宿毛市)


第42番佛木寺の鐘楼(10/27)。茅葺きの鐘楼は四国霊場で唯一

10/28(水)
38 金剛福寺(こんごうふくじ)真言宗豊山派 三面千手観世音菩薩(高知県土佐清水市)
37  岩本寺(いわもとじ)真言宗智山派 
阿弥陀如来、観世音菩薩、不動明王、薬師如来、地蔵菩薩の5尊(高知県高岡郡四万十町)
36 青龍寺(しょうりゅうじ)真言宗豊山派 波切不動明王(高知県土佐市)

10/29(木)
35  清瀧寺(きよたきじ)真言宗豊山派 薬師如来(同)
34  種間寺(たねまじ)真言宗豊山派 薬師如来(高知県高知市)
33  雪蹊寺(せっけいじ)臨済宗妙心寺派 薬師如来(同)
32  禅師峰寺(ぜんじぶじ)真言宗豊山派 十一面観世音菩薩(高知県南国市)
31 竹林寺(ちくりんじ)真言宗智山派 文珠菩薩(高知県高知市)
30 善楽寺(ぜんらくじ)真言宗豊山派 阿弥陀如来(同)


第30番善楽寺(ぜんらくじ 10/29)

弘法大師ゆかりの寺として真言宗(とりわけ豊山派)の寺が圧倒的に多いが、天台宗や臨済宗の寺もある。お寺の境内で長谷寺(奈良県桜井市初瀬)の観光ポスターをよく見かけて懐かしかったが、それは長谷寺が真言宗豊山派の総本山だからだ。

お寺のご本尊の名前(尊名)は、お参りの際に真言を唱える(サンスクリット語をそのまま音読する)ために必要となる(例えば阿弥陀如来の場合だと「おん あみりた ていせい から うん」)。仏像そのものを拝観することはなかった。


第47番八坂寺には、ご本尊・阿弥陀如来の真言が掲げられていた(10/26)

短期間に、たくさんのお寺にお参りさせていただいた。1.バスで駐車場に到着→2.金剛杖を携えてお寺へ(橋の上では杖をつかない)→3.手水舎(てみずや)で手と口を清める→4.本堂前でろうそく1本と線香3本に火を灯してお供え→5.納め札を納札箱に→お賽銭を供えて拝む→6.皆でお経を唱える→7.大師堂の前で4~6を繰り返す→バスへ戻る、という手順をひたすら繰り返す。唱えるお経は般若心経のほか、光明真言、回向文など。本堂では、前述したご本尊の真言を3回唱える。参拝している間に、添乗員さんが納経帳に朱印と墨書(本尊を表す梵字、尊名、寺院名前)をいただいて下さるのである。


第44番大寶寺(たいほうじ 10/26)

別格8番十夜ヶ橋永徳寺に隣接した「十夜ヶ橋(とよがはし)」には、弘法大師のこんなエピソードが残る。《愛媛県大洲市付近で空海が一宿を求めたがどの家からも断られ、仕方なく橋の下で寝ることとなった。寒さと旅人が杖で橋を突く音でまったく眠れず、一夜が十夜にも感じられた、という和歌が残っている。このため巡礼者は橋の下には空海がいるかもしれないから橋をわたるときは杖を突いてはならないというならわしがある。すぐそば、国道に面して永徳寺(番外霊場)があり、お参りする人も多い。現在、その橋は「十夜ヶ橋」と呼ばれ国道56号の一部となり、交通量の多いコンクリート橋になっているが、橋の下で空海を偲びつつ野宿することができる。雨期には冠水する場合もあり、夏季は蚊が多いので注意を要す》(Wikipedia)。




十夜ヶ橋の下(上記2点とも 10/27)

弘法大師の詠まれたという歌が「行き悩む浮世の人を渡さずば 一夜も十夜の橋とおもほゆ」で、これが別格8番「十夜ヶ橋 永徳寺」のご詠歌となっている。

朝青龍(大相撲第68代横綱 朝青龍明徳[あさしょうりゅうあきのり])の四股名は、第36番札所・青龍寺(しょうりゅうじ)にちなんでつけられたそうだ。モンゴルから相撲留学していた明徳義塾高等学校の近くにある青龍寺の石段でよくトレーニングをしていたため、明徳義塾の校長の案で四股名としたものだ。なお「明徳(あきのり)」は、母校の名から。


第36番青龍寺大師堂(10/28)

良いタイミングで貴重な機会を与えていただいたことは、とても有り難かった。子供たちの結婚・就職・受験や、家族の健康、家内安全など、厚かましくいろんなお願いをさせていただいた。これまでは奈良の古刹にお参りしても、柱や屋根瓦や仏像を拝見することがもっぱらで、お経を上げて拝む、という当たり前のことをないがしろにしてきたことを思い知らされ、これではイカンと反省した。今後は日頃の無事を感謝して、光明真言(おん あぼきゃ べいろしゃのう …)だけでも唱えさせていただくことにしたい。

私のような新参者を温かく受け入れて下さり、お世話いただいた講の皆様には、感謝の気持ちで一杯です。また、ご厄介をおかけした添乗員の野田さんはじめ琴参バスの皆様、有り難うございました。来年も、よろしくお願いいたします。
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