めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

食事の基本~キレにくくなる?

2007-04-29 | 薬膳&食療(その他)
晴れた日は朝から姫がハイテンションです

外の鳥に反応したり、お向かいのワンちゃんが気になったり、、、で泣き叫ぶ&一人運動会でかなりうるさいので静かに寝ていられません。

それに、いつお隣さんから怒鳴られるか?とドキドキの毎日だったりします←お向かいの犬&猫は既に怒鳴られ済み

もう少し落ち着いてくれるといいのに


そういえば最近は「子供がキレやすい」のが問題となっているようで、本屋さんへ行っても「子供がキレない食事」とか、「キレない子供を育てる方法」といった本が目に付きやすいところに沢山並んでいます。

子供はもともと陰が不足(まだ十分発達していない)していて陽が相対的に多く過剰気味になっているのが特徴です。

陽はパワーの源&原動力で、陰は潤す&鎮(静)める作用があり、双方がバランスを取り合っているわけですが、陽が相対的に多い子供は元気の塊となり興奮しやすくなっているのです。

だから、刺激物が多い食事や肉食に偏ってしまうとますます陽が盛んになり興奮しやすく(キレやすく)なるかもしれません。

それから、噛むという動作は気持ちを落ち着ける効果があると聞きます。ストレスを与えると鼠はモノをかじり始めるし、人間もヤケ食いしますよね

最近の食事は軟らかいものばかりなので噛む動作が少なく、気持ちを落ち着ける機会が少なくなってきているのでしょうかね?

麺類は噛まなくても飲み込めちゃうし、ファーストフードもふわふわで、人気のある霜降りの魚に肉、ウナギ、フォアグラ等の肝類、ウニ、デザート等々なんでも軟らかいものが好まれています。←うちの大黒柱は老人食だと言ってます

私もトロトロに煮込んだ軟骨やふわふわのスポンジケーキなんかは好きですけど、お肉は赤身が好きです。噛みごたえがあり噛むほどに味わいがあり美味しいのです。

ウナギもずっと嫌いだったのですが、関西出身の友達に関西風のウナギの蒲焼をご馳走になってから好きになりました。皮がパリッとしてウナギ自体も歯ごたえが少し残っていてとても美味しかったです。調理の仕方でこんなに変わるのですねぇ

ウナギの蒲焼は関西風にかぎる



キレにくくする為に雑魚やするめ、豆をおやつにかじれとは言いませんが、普段の食事はなるべくながら食いをやめてしっかりよく噛んでいただきたいです。

噛む事で消化液の分泌も促され消化促進効果もあるので良い事づくめ

薬膳や食療でメニューに気を使うのも大事ですが、『食事(方法)の基本』もきちんと押さえておきたいですね。

いくら頭を悩ませてメニューを考えても食事方法をおろそかにして消化吸収されなかったら意味が無いですから 

誰でもすぐ始められる簡単な健康法と言えるかもしれませんね~
コメント
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