【色づきはじめた身知らず柿】
先日、大学病院での検診のため上京した。その折、朝の通勤風景に都会の生活の一端を見た。吊革につかまりほとんどの人が目を瞑って寝ている。座席で熟睡している人もいた。現代人は疲れきっている。こんな多忙な生活が一生続くとは思わない。また、通勤のこの時間帯を仕方なく受け入れ耐えている人も多いだろう。でも、電車に揺られる都会人に、哀れな、気の毒な姿を垣間見た思いだった。
病院の待時間に、自分の田舎での今の生活を思い、豊かさとは何だろうと考えた。
価値観の違いもあろうが、私は自然とのふれ合いなしには生きられない。
庭の小盆栽に水をやり、巡った季節の自然を楽しむ。
柿が色付き、ススキの穂が秋の陽に輝き揺れている。静かにゆったりとした時が流れている。そんな今を大切にしていたい。これ以上の幸せはないと思っている。
先日、大学病院での検診のため上京した。その折、朝の通勤風景に都会の生活の一端を見た。吊革につかまりほとんどの人が目を瞑って寝ている。座席で熟睡している人もいた。現代人は疲れきっている。こんな多忙な生活が一生続くとは思わない。また、通勤のこの時間帯を仕方なく受け入れ耐えている人も多いだろう。でも、電車に揺られる都会人に、哀れな、気の毒な姿を垣間見た思いだった。
病院の待時間に、自分の田舎での今の生活を思い、豊かさとは何だろうと考えた。
価値観の違いもあろうが、私は自然とのふれ合いなしには生きられない。
庭の小盆栽に水をやり、巡った季節の自然を楽しむ。
柿が色付き、ススキの穂が秋の陽に輝き揺れている。静かにゆったりとした時が流れている。そんな今を大切にしていたい。これ以上の幸せはないと思っている。