エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

深まる秋 トンボの産卵

2007-10-19 | 昆虫
           【連結して産卵するマイコアカネ】

 久しぶりに、秋の深まるトンボ池へ行った。チョウもトンボも秋の深まりと共に少なくなり、少し寂しい気持ちがした。
 下の孫と妻同伴だ。お兄ちゃんが幼稚園に行っている間、萌香ちゃんはばあちゃんを独り占めできてご満悦。途中、いつもの里山の公園でブランコに興じた。孫は二人とも、愚図る時はママでは駄目、ばあちゃんは付きっきりで大変だ。
 じいちゃんは写真撮り。今日のねらいはキチョウとトンボの産卵風景だ。

 キチョウは日中温かい時はなかなか止まってくれず、けっこう撮影がしにくい。正しくはキタキチョウ、最近の図鑑を見ると、何年か前に食草の違いで石垣島産のキチョウと区別してキタキチョウと命名されたようだ。
  【キタキチョウ】

 トンボ池では、アキアカネ、マイコアカネ、キトンボが連結して打水産卵を繰り返していた。
連結してホバリングしながら産卵する光景を撮るのはとても難しかった。

 トンボの同定は実に楽しい。あとからわかりやすいように、最近は、トンボを正面から顔の表情を、側面から胸の模様を撮るようにしている。写真は、胸の模様や顔の色からヒメアカネだろうか。
 いずれもなかなかピントが合わないで困っている。でも、撮影のときが一番楽しい。
【ヒメアカネ(成熟♀)だろうか?】

 今年もチョウ、トンボの観察はあとわずか、11月の入院前にもう少し秋を楽しみたいと思っている。 (2007.10.18)

【アキアカネの交尾】

【アキアカネの産卵】


【連結し産卵するキトンボ】


池の畔トンボの羽音ものがなし