エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

 クコ(枸杞)の花

2007-10-24 | 自然観察
 庭を出た路傍にクコが咲いていた。大分前から気づいていたが、よく見たら枝が不規則にかなり広がっていた。
「クコ(枸杞)」の名は、中国の本によると「枸(からたち)のようなトゲがあり、杞(こりやなぎ)のように枝がのびる」から名が付けられたそうだ。なるほどと思った。
 夏にはニジュウヤホシテトウやハムシ類がいっぱい葉に集まっていた。よほど美味しいのだろ。

 ネットのWikipediaには
『果実は、血圧や血糖の低下作用、抗脂肪肝作用などがある。精神が萎えているのを強壮する作用もある。また、視力減退によい、抗がん剤や放射線の副作用を抑制すると言われている。根皮は、抗炎症作用、解熱作用などがある。葉は、血圧の低下作用などがありクコ茶にする。 』とあった。
 クコは健康食品としても加工され、販売されている。また、クコの種苗販売の解説には《クコの特徴》が載っていた。
【 □葉は煎じて薬用として飲む □若芽・葉・果実が食用になる □若芽は4~6月と秋に摘み採る □果実(クコの実)は晩秋から冬にかけて枝に鈴  なりにつけます □若芽や葉はゆでて食べる □実は酒に漬けて果実酒にする □実は中華料理などに利用する □若芽と葉の天ぷらが美味しい □実は乾燥させてから、粥やスープとして薬膳料理になる 】

素晴らしい漢方薬だと思った。少し利用してみたいと思っている。