エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

新しい発見

2009-04-16 | 自然観察
          【豪華なミズナの花】

 今朝、二つ新しい発見をした。ホトケノザとミズナだ。

 ・散歩道の田畑のヘリには、いろいろな雑草が春を告げているが、このあたりではほとんど見かけなかったホトケノザを2株見つけた。一面に広がるヒメオドリコソウと離れて、ぽつんときれいな紅紫色を見つけた。どこかヒメオドリコソウに似ていると思い茎を触ると、やはり四角形だった。家にも戻って図鑑をひろげると、いずれも同じシソ科のオドリコソウ属とあった。
 帰化植物という意識があってか、ヒメオドリコソウはちょっといただけないが、つぼみが濃い紅紫色の鮮やかなホトケノザは、葉も趣があってかわいい。
 なお、これまで春の七草に挙げられるものと思っていたが、それは実はコオニタビラコのことであることを知った。

 【ホトケノザ】

 ・また、冬の間に残り、薹の立ったミズナの花を初めて見た。隣に咲いているクキタチと比べると、花びらが細くとても豪華に見えた。両方の花を手折ってコップに挿すと、急に部屋が春になった。黄色はやはり春の色だ。
 

【クキタチ】