昨日、しばらく悪かった天気の回復を待って山の林道へ分け入った。
峠からは真っ白な飯豊山が萌え始めた若葉に美しかった。まだ近くの山にも残雪が細いスジに残っていた。

【ギフチョウの食草 カンアオイ】

カタクリやスミレに吸密に訪れるギフチョウを期待したが、曇り空はなかなか晴れず、ギフチョウは姿を見せなかった。気温も低く、陽も十分射さなかったし、まだ発生が早いのかも知れない。かつてダイセンシジミの飼育を観察したとき、新芽の芽吹きに併せて孵化が始まった。所々にカンアオイの古い葉が見えるが、まだ新しい芽は出ていないようで、新芽に産卵するメスの発生には少し早いように思われた。自然の摂理に、今更のように畏敬の念を覚える。
杉林を山にはいるとキクザキイチゲ、カタクリ、ニリンソウがそれぞれに可憐に咲いていた。豪雪地帯、ケヤキの曲がりくねった幹を見て驚いた。
クロモジが趣きある芽吹きを見せてくれた。道路沿いに見えたタラの芽やコシアブラの若芽を摘んだ。一回分、晩酌の一品のお初ものになった。


ギフチョウにはお目にかかれなかったが、陽が射し始めたカタクリの花びらにコツバメが止まってくれた。


連休にかけて、もう一度ギフチョウに会いに行きたいと思っている。
